年末年始は玄関まわりやお庭のエクステリアも大掃除！

今年も残すところあとわずかとなりました。

新しい一年を気持ちよく迎えるため、大掃除に取り掛かっている方も多いでしょう。お部屋の中だけでなく、ぜひ玄関まわりやお庭なども綺麗にしておきませんか。【イエソト広報・中尾】

エクステリアの大掃除・お手入れ

エクスショップで取り扱う一般的なアルミ製品または樹脂製品のお手入れ方法をご紹介します。商品によってお手入れ方法が異なる場合もあるため、取扱説明書などで詳細を確認してから作業を始めましょう。

準備するもの

アルミ製品や樹脂製品は、耐久性に優れた素材で腐食の心配もほとんどないため、基本的に特別なお手入れが不要です。掃除の際も、専用の道具ではなくご家庭にあるものを使って頂けます。

・雑巾（水拭き用、乾拭き用）

・スポンジ

・バケツ

・薄めた中性洗剤

・デッキブラシ（ウッドデッキのお手入れ）など

手が汚れたり怪我したりしないよう、軍手や手袋をつけて作業してくださいね。

人工木やアルミなど、お手入れしやすいエクステリアがおすすめです。

ウッドデッキを丸洗い！

人工木ウッドデッキのお手入れは簡単です。丸ごと水洗いすることができます。大きな汚れを取り除いたら水で流して、固く絞った雑巾でデッキの長手方向（長さの長い方向）に拭き取ります。

水洗いでのメンテナンス

汚れが気になる場合は、中性洗剤をつけてデッキブラシで洗うこともできます。ひどい汚れや傷はサンドペーパー（YKKAPリウッドデッキ200の場合、#60推奨）で研磨してぼかしましょう。強くこすりすぎるとかえって傷が広がることもあるため、様子を見ながら少しずつ行いましょう。

サンドペーパーでのメンテナンス

人工木ウッドデッキはカビも生えづらいですが、外敵要因によって付着することもあります。カビ対策には市販の次亜塩素系漂白剤が有効です。ただし、中性洗剤や漂白剤は植栽に影響が出ることもあるため注意して使用しましょう。ペットやお子様にも注意が必要です。

次亜塩素酸素漂白剤でのメンテナンス

カーポート・テラス屋根は雨どいをチェック

カーポートやサイクルポート、テラス屋根などは、固く絞った雑巾やスポンジで柱や梁などをふきましょう。

カーポート・サイクルポート・テラス屋根など屋根系のエクステリアには雨どいがついています。そのお手入れも重要です。雨どいにゴミや落ち葉などが詰まると水があふれてしまうことがあるからです。

雨どいは定期的な清掃を行うことで、詰まりを防ぐことができます。

フェンス・門扉のお手入れ

フェンスや門扉なども固く絞った雑巾やスポンジで掃除しましょう。

門扉やゲートなどには落とし棒という補強部材がついていることがあります。落とし棒を取り付けるための穴にゴミやほこりがたまっていることがあるため、取り除いておきましょう。レールのついたゲートや引き戸などは、落とし棒の穴同様に溝につまりがないかどうかも確認しておきましょう。

門扉は落とし棒を取り付けましょう。

エクステリアの大掃除、これはNG!

大切なエクステリアを長く綺麗な状態に保つため、また作業する方の安全を守るため、お手入れの際は以下の点に特に注意してください。

傷つきやすい固い用具

エクステリアのお手入れには、傷をつけにくい柔らかい雑巾やスポンジを使うのが最適です。金属タワシ、亀の子タワシのような固い素材のもので擦ると、表面が傷つく恐れがあります。

金たわしと亀の子たわしはNGです！

シンナー・ベンジンなど有機溶剤

シンナー・ベンジン・アセトンなどの有機溶剤は使用厳禁！次亜塩素酸ナトリウムを含む漂白剤や塩素系のカビ取り剤などを使うと、ひび割れや変色につながることもあります。ウッドデッキのカビ対策の際も、薬剤の使用方法やウッドデッキの取扱説明書に従い安全に使用しましょう。

電動ドライバーは要注意

お手入れ中に、ネジの緩みを発見することがあるかもしれません。調整のために電動ドライバーを使うと、締めすぎになりネジ穴がつぶれてしまうこともあります。なるべく手動ドライバーを使用しましょう。DIYでの調整が難しい場合はエクスショップまでご相談ください。（エクスショップ施工の商品に限ります。）

調整での電動ドライバの使用はNGです！

電動エクステリアの水洗い

電動式シャッター、電動式カーゲートのような電装部品を用いた商品は、水がかかると故障の原因になることがあります。直接水をかけることはせず、固く絞った雑巾などで電装部品をさけてお手入れしましょう。

ホースの水は積雪・凍結時は厳禁

カーポートなどの屋根の上にはなかなか手が届きません。ホースで水をかけて汚れを落としてもOKです。

ただし、冬場は流した水が翌朝凍結し転倒の危険につながる恐れがあります。また、積雪時にホースの水をかけると、重みが増して倒壊の危険が高まることもあります。（ウッドデッキの積雪時も同様に注意が必要です。）ホースの水を使う時は、天候なども加味して安全な状態で作業しましょう。

積雪時に水をかけるのは危険です！

一年に一度はお手入れしよう

お手入れの際には、ボルトのゆるみや柱や屋根などの歪みなどがないかどうかも一緒に確認しておきましょう。エクスショップで取り扱うアルミ製品や樹脂製品は、耐久性に優れたもの・特別なお手入れが不要なものが大半ですが、一年に一度程度は確認しておくことをお勧めします。良い状態を保てるかどうかで、耐用年数がかわってくることもありますよ。