エアコン暖房20度は寒い？電気代1時間の費用や節約術3選を紹介

エアコン暖房で20度設定、寒いと感じますか？電気代は1時間あたり、一体どのくらいになっちゃうものなんでしょうか。

この記事では、お部屋のエアコン暖房を20度設定にして何が起こるのか、どうなるのかを、徹底解説していきます。

暖房20度ってどういう設定？寒いんじゃない？それでも高いんじゃない？気になるアレコレ、ぜひチェックしてみてくださいね。

エアコン暖房20度は寒い？電気代1時間の費用や節約術3選を解説

エアコンで暖房20度設定、寒いんじゃないかな･･･結局電気代は1時間あたりいくら掛かるのかな･･･冬もだんだん近づいてきた今日この頃、ちょっと気になる話題ですよね。

果たして、エアコン暖房を20度に設定した部屋って、どんなふうに感じるものなんでしょうか？冬を前にして、暖房20度設定の電気代が最終的にどうなるのかも知っておきたいところです。

つけても寒いエアコン暖房では意味がないですが、過剰な暖房はお財布にも環境にも優しくありません。しばしば目にする“エアコン暖房は20度に”という話について、実際のところを検証していきたいと思います。早速見ていきましょう。

エアコン暖房20度は寒いの？

エアコン暖房20度設定って、結局寒いんでしょうか？先ほどから何度も出てきているこの”暖房20度”という数字ですが、実は環境省が提案している“冬の室内温度の目安”とされている温度です。

では、エアコン暖房が20度に近づくように働いてくれたとして、そのとき寒いと感じるんでしょうか。答えは残念ながら“Yes”となることが多いようです。

その原因は、部屋への外気の入り込み。エアコンは単独で頑張ってくれますが、家に存在する窓や玄関ドア等、冷たい外気を通しやすいルートがその足を引っ張ります。エアコン的に暖房20度になる設定でも、20度より寒く感じてしまうのはこのためです。

もちろん、暑さ寒さの感じ方は人それぞれ。筆者は暑がりなので大して問題ないのですが、寒がりの人にはちょっと死活問題かもしれませんね･･･

エアコン暖房20度の電気代は1時間でどれくらい？

では、エアコン暖房を20度設定にした時の電気代は、1時間あたりどの程度になるものでしょうか。

部屋の大きさによりますが、例えば約7〜10畳程度のリビングでは、大体15円〜30円程度。約10〜15畳程度のリビングでは、大体30円〜35円程度。約15〜23畳程度のリビングでは、大体35円〜60円程度掛かるとされています（※1）

ただし、冷気で冷え切った部屋を速攻で暖めようと設定温度を上げたり、リビング以外の部屋･･･寝室などでも暖房をつけたりすると、話は別。1時間分から24時間分、1か月分と掛け算していくと････莫大に膨らむ電気代で、お財布からどんどんお金が逃げ出してしまうことになりかねませんね。

（※1：経済産業省資源エネルギー庁｜省エネ性能カタログ2022年版のデータより抜粋しています）

エアコン暖房20度の寒い状態を回避！電気代の節約術3選を解説するよ

エアコン暖房20度設定では寒い･･･でも電気代が莫大に掛かるのは困る！そんなアナタに、是非試して頂きたい、電気代の節約術を紹介したいと思います。

キーワードは【サーキュレーター】【間仕切りカーテン】【内窓】の3つ。エアコン暖房20度で寒いと感じるようなら、是非チェックしてみてください。

「サーキュレーター」でエアコン暖房20度の寒い状態を回避！電気代も節約できる

エアコン暖房20度設定でも寒い部屋にはならず、且つ電気代は節約できる。対策アイテムの一つ目は【サーキュレーター】。

ご存じの通り、サーキュレーターは室内の空気を循環させてくれる便利アイテム。サーキュレーターを天井の方向に当てるようにすれば、高い場所に暖気が溜まることもなくなり、暖かい空気が全体に循環、まんべんなくお部屋を暖かくすることができます。

無駄にエアコン暖房の設定を20度より上げる必要がなくなるため、結果として電気代の抑制効果も期待できるということですね。なかなかいい方法だと思います。･･･まあ、それでも冷気は本当に、油断するとどこからでも入ってくるんですが･･･

「間仕切りカーテン」でエアコン暖房20度の寒い状態を回避！電気代も節約できる

エアコン暖房を20度に設定しても寒いと感じる人の電気代節約術、続いては【間仕切りカーテン】を紹介しましょう。空気の特性として、暖まると上昇し、冷えると下降、といったものがあります。

例えば2階建ての家の場合、1階と2階の空気は階段を通じて移動します。1階のリビングの暖まった空気は、放っておくと誰もいない2階に逃げてしまうのです。これを防ぐのが、間仕切りカーテン。1階の階段入口に設置することで、エアコン暖房20度設定のリビングを暖かく保ってくれる効果が期待できます。

利点は何より、電気代が一切掛からないこと。設置するだけで効果がある･･･最高ですね。･･･まあ、冷気をシャットアウトできるというほどではないので、程度の問題かもしれませんが･･･

「内窓」でエアコン暖房20度の寒い状態を回避！電気代も節約できる

エアコン暖房を20度設定にしたら寒い･･･でも電気代アップは困る！最後の手段を紹介しましょう。それが【内窓】です。

入ってしまった寒さをどうにかするよりも、そもそも寒さが入ってきにくくしてしまえばいい。内窓が他の方法と異なるのは、そのアプローチです。既存窓の内側に、もうワンセット窓を取り付ける内窓（二重窓）は、窓ガラスを通して室内に冷気が侵入してくれるのを防いでくれます。

部屋の寒さの原因になる冷気の侵入が少なくなれば、そもそも、エアコン暖房20度問題も寒い状態も、かさむ電気代も気にすることもなくなるわけですね。･･･元々お部屋は暖かく、電気代のようなランニングコストが掛かることもないんですから！

では、実際の内窓の設置例を見てみましょう。

ホワイトで統一された、すっきりとした仕上がりですね。窓のすぐ向こう側には隣のお家があるようですが、採用した型ガラスのおかげで目隠し効果もプラスオンされています。実にクリーンな窓際ですが、冷気の遮断効果は折り紙付き！

変わってこちらはあたたかみのある木調色の窓枠を採用したプラン。明るいトーンの窓枠が、壁紙色とも違和感なくマッチしていますよね。間に残る空気層が、冷気の侵入をしっかり防ぎとめてくれますよ。

冷暖房の効率を上げ、急な温度変化から、お部屋の中をしっかりガード！頼れる内窓ラインナップです。たとえエアコン暖房20度設定でも、もう寒いなんて言わせませんよ！

エアコン暖房20度は寒い？電気代1時間の費用や節約術3選を解説のまとめ

エアコン暖房20度は寒いのか？電気代が1時間あたりどのくらい掛かってくるのか？調査の結果をまとめてみました。

エアコン暖房20度設定が寒いと感じるのは外気の影響ですが、やり方によっては電気代を節約しながら暖かく過ごす方法もあることが分かりましたね。自力でなんとかできるところは頑張ってみるのもオススメ。

サーキュレーターで空気を循環させて、間仕切りカーテンも併用して余計な暖気の逃げ出しを防いでみて･･･どうにも手に負えないと思ったときは、どうぞ内窓のことを思い出してみてください。

費用対効果も実は抜群な内窓は、長い目で見ればエコ製品。暖房のかけすぎによる空気の乾燥もなく、無駄に電気代を食うこともありません。現場の採寸・お見積りは全て無料でOK！本格的な暖房が必要な冬がやってくる前に、エコで効果抜群な内窓、是非一度検討してみてくださいね。