最終更新日 2025年8月18日
プラメイクEⅡ 4つの魅力
生活騒音で迷惑と感じられている上位には、自動車の音やペットの鳴き声、人の話し声という調査結果があります。外部から侵入する騒音と内部からの音漏れは、苦情やストレスの原因になっています。
数字で見る騒音レベル
お住まいの立地によって、気になる騒音はさまざまです。線路の近くであれば電車が走る音、幹線道路の近くであれば車、バイクのエンジン音やクラクションなど。騒音レベルはデシベル(dB)という単位で表され、10dB下がればおよそ半分の音量に減ったと感じられると言われています。
交差点の騒音が、図書館並みの静かさに。
防音性能を考慮したガラスでプラメイクEⅡを取り付けると、既存の外窓からさらに-15dBの遮音効果が得られます。10dB以上の遮音性能の向上により、音の大きさは半分以下に感じるようになることで、耳障りな騒音も一転、図書館並みの静かさに変わります。
防音効果を高めるには、分厚い単板ガラス
外窓に対して内窓のガラスを厚くするほど音が伝わりにくくなります。異なる厚さのガラスを組合せることで多くの音源に対して遮音効果を発揮します。外窓(既存窓)の厚みが3mmの場合、内窓を厚さ5mm以上の単板ガラスにすることで、中〜高音域で大きな防音性能を発揮します。
中間空気層の拡張で、さらなる防音効果
内窓を設置することで中間空気層が外窓との間に生まれることで、防音性能が高まります。また、この中間空気層を拡張することにより、さらなる防音効果が期待できます。中間空気層の拡張には、ふかし枠(オプション品)が有効です。
グラフで見る防音性能
上のグラフは周波数ごとにガラスの防音性能を示した折れ線グラフ(参考値)です。周波数の値が大きくなるごとに、音が高くなります。単板ガラスの防音性能を比較すると、ガラス厚3mm(FL3)よりも6mm(FL6)の方が比較的防音性能が高いことが分かりますが、一定の高音域で防音性能が落ち込む現象が見られます(コインシデンス効果)。
内窓を設置することで、低音域では防音性能が落ち込むものの、250Hz以降の中〜高音域において高い防音性能を発揮します(※オレンジ色の折れ線/外窓3mm+空気層50mm+内窓6mm)。
さらに中間空気層を拡げることにより、低〜中〜高音域のすべてにおいてより高い防音性能を発揮することが確認できます(※赤色の折れ線/外窓3mm+空気層100mm+内窓6mm)。
外窓が複層ガラスの場合
複層ガラスの防音性能
ガラスとガラスの間に十分な空気層をつくることで防音性能は向上しますが、複層ガラスの場合はその空気層が十分でないため、空気層が振動して共鳴現象が起こり防音性能が低下します。特に250〜1000Hzの中音域(人の話し声などが該当)において単板ガラスよりも防音性が低下してしまいます。
内窓を厚めの単板ガラスにする。
外窓が複層ガラスの場合には、内窓を厚め(5mm以上)の単板ガラスにすることで防音効果が得られます。上の2枚目のスライドにあるグラフで分かるように、複層ガラスの中低音域で発生する共鳴現象と単板ガラスの高音域で発生するコインシデンス効果という二つの弱点を補い合い、低中高の全音域において防音性能が向上します。