エクステリアから見直す防犯意識の高い家

年々巧妙化する空き巣などの犯罪手口。お住まいの防犯対策は万全ですか？空き巣の主な侵入経路である窓、玄関ドアを中心にお住まいの防犯対策を見直してみませんか？【イエソト広報・中尾】

空き巣は半数以上が窓からの侵入によるもの。

空き巣の侵入経路の約6割が「窓」からだそう。まずは窓に防犯対策を施し、意識の高さをアピールしましょう。

◆窓に防犯フィルムはる

手軽なのは窓に防犯フィルムをはる方法。防犯フィルムはホームセンターなどで手に入ります。ただし、窓の種類によってはフィルムを貼れないものもあります。よく確認してから使用しましょう。

防犯フィルムはホームセンターなどで購入できます。

◆内窓を設置する

内窓をつけることで、窓は二重に。当然、通常のものより窓を破るのに手間取るようになるため、侵入を諦める可能性が高くなります。防犯合わせガラスを選ぶとより効果的です。

LIXIL　TOSTEM　インプラス

鍵も二つになることで、視覚的にも「防犯意識の高さ」をアピールできます。

LIXIL　TOSTEM　インプラスダストバリア仕様　引き違い窓

◆夜間や不在時は雨戸・窓シャッターを

夜間就寝時や長期不在時などは、雨戸や窓シャッターがあると安心です。

窓シャッターで就寝時や不在時の防犯対策を

◆砂利を敷く

窓周辺や玄関ドア周辺に防犯砂利を敷きましょう。歩くと音が鳴るため、不審者が侵入をためらいます。

防犯音砂利を家の周辺に敷きましょう

◆屋外照明をつける

不審者は音や明かりを嫌がります。屋外照明やセンサーライトで、人の気配を感じさせるのも防犯に役立ちます。

屋外照明・センサーライトで防犯対策

◆隠れ場所になる死角を作らない

不審者は身を隠せるような場所を好みます。クローズド外構（お住まいを完全に塀やフェンスで囲う外構）で見通しが悪い場合、セミクローズドにリフォームする手もあります。

◆防犯に強い玄関ドアにする

窓に次いで侵入の多い、玄関ドア。防犯に強いタイプに変えましょう。

玄関ドアのリフォームで防犯性能をアップ！

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◆庭やベランダをきれいにする

意外な方法かもしれませんが、ぜひ心がけて頂きたいのが庭やベランダのお手入れ。空き巣は人の目を嫌います。散らかった庭やベランダでは、人の気配が感じられず防犯対策も手薄な印象に。反対に、きちんと綺麗に整理、掃除をしていると、防犯対策もきちんとされている印象になります。ガーデニングや植栽も、放置せずきちんと手入れしておくと良いですよ。

お庭やベランダは綺麗に保つことが防犯対策につながります。

どんな対策をとっても残念ながら100%安全といえることはありませんが、防犯意識の高さをアピールすることで少なからず抑止力はあるはずです。長期不在時には新聞を止める、すぐ戻る場合も必ず窓やドアに施錠するなど、常に防犯意識を持った行動をとりましょう。