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目隠しフェンスの見積もりの「独立基礎」って?【フェンス基礎】

フェンスの独立基礎の金額が高いと思った人

「見積を貰ったけど、独立基礎って結構高い金額がかかってる、しかも結構な個数があるから見積の中でもウェイトを占めているんだけど、一体何?」

←独立基礎の工事内容について解説します。

エクスショップバイヤーの山田です。

お客様から目隠しフェンスを含む境界フェンスの設置工事についてご依頼をいただきます。
その中で「独立基礎費用」について、よくご質問をいただきますので、その工事内容と手順についてご紹介させていただきます。

フェンス建てる方法工事の方法について

フェンスは、柱を建ててパネルを貼り込んで設置します。フェンスは表面積が大きく風の影響を受けやすい商品です。建てる場所は強固な基礎となるブロック塀・コンクリート擁壁などの上に設置するのが標準的です。土の上に設置すると雨によって地面がぬかるんだ場合など、傾いてしまう原因になるので必ず強固なコンクリート基礎に設置をします。

ブロック上に設置した施工例/ミエーネフェンス

ブロック上に設置する目隠しフェンスの例

街中を歩いていると、敷地と敷地の境界や、ご自宅にフェンスを設置しているも、ブロック上に目隠しフェンスなどを設置することがほとんどかと思います。
よく見かけるのでブロックがあるところにフェンスを設置するのはイメージしやすいと思います。また、ブロック上には設置できるフェンスの柱の太さや高さに限界があります。

高さや設置スペース、柱の太さなどでブロック上に設置ができないフェンスについては後述の「独立基礎」を使っての設置の工法を採用します。

ブロックがないところに設置した独立基礎の施工例
独立基礎で設置するフェンスの例

独立基礎で設置するフェンスの例

ブロックがない場合は、強固な基礎となるコンクリートが必要です。

その時にコンクリートを現場で練って地面に差し込んだ柱を埋めることもできるのですが、「コンクリートを練る」作業が大変なんです。作業場所も水も必要になり、基礎の設置本数が多いと資材も大量になり、フェンス本体だけでなく、副資材のコンクリートや砂などの運搬も大変です。

そこで、手間なく安定した品質のフェンス用の基礎コンクリートが製品化されており、ブロックがない土の部分などに設置する場合は、そのコンクリート基礎を利用して、設置する工法が一般的です。

今回は、ブロックがないところに設置する「独立基礎」の工事内容と手順についてご紹介します。

ご紹介する内容は、DIYで2段フェンスなどを独立基礎で設置する方にも参考になると思います。

まず、フェンスの設置場所と距離確認

まず、フェンスの設置場所と距離確認

残土が出ますのでスムーズに作業するためスペースや土の処理場所についても事前に確認しておきます。(ここでは詳しくの説明は割愛させていただきます)

独立基礎を設置するために、柱の位置を確認します。
独立基礎を設置するために、柱の位置を確認します

独立基礎を設置するために、柱の位置を確認します

柱の位置は、商品の図面や商品の梱包の中にある取り付け説明書に記載があります。こちらの商品は1,975mmと記載があるので、約2メートルごとに柱穴を掘る必要があります。

間違えた場所に穴を掘ってしまうと二度手間・面倒になるので、着手前に確認したほうが無難です。

独立基礎の場所が決まれば掘削します。

独立基礎の場所が決まれば掘削します

フェンス用の基礎コンクリートを埋め込むため深めに穴を掘ります。フェンスの種類や高さにより深さが異なり300mm〜550mmほどの深さを掘るのが一般的です。

フェンスの柱本数分、独立基礎用の穴を掘ります。
フェンスの柱本数分独立基礎用の穴を掘ります

フェンスの柱本数分独立基礎用の穴を掘ります

今回設置するフェンスは、1,975mmごとに柱を立てるので両端部を入れて6メートル分、4箇所掘削します。

掘削すれば、掘った量に比例して土も発生します。
掘削すればその分残土も発生します

掘削すればその分残土も発生します

残念ながら出てきた土は、粘土や石などを多く含むため菜園などには不向きな土です。さらに、ゴロゴロと石が出てきたりしますので、処分方法を事前に決めておくと作業がスムーズです。土は土間コンクリートや外壁に触れると汚れてしまうのでブルーシートがあると、なお良しです。

フェンス柱1本につき、土のう2〜3袋分発生
フェンス柱1本につき土のう2・3袋

フェンス柱1本につき土のう2・3袋

残土は穴を掘る深さやサイズによって異なりますが、1穴で土のう袋で2袋〜3袋の残土が発生します。敷地内での散布処理でも対応可能ですが、写真のように砕石・砂利などで仕上げている場合は散布は難しい場合がありますので、お庭の状況に応じてエクスショップまでご相談下さい。

最後にフェンスの柱を立てて完成
最後にフェンスの柱を立てて完成

最後にフェンスの柱を立てて完成

独立基礎にフェンスを差し込んで、モルタルで固定します。

その後、水平・垂直を確認とりフェンスを取り付けて完成になります。(フェンスの施工方法については割愛させていただきます)
道路からの視線が気になって、玄関の横やリビングの前などに目隠しフェンスを設置したいと思っても、ブロック塀を設置できないスペースの場合、独立基礎工法を採用します。

メートル数が少ない場合、ブロック積みよりも安価に仕上がることもありますので現場ごとに最適な施工方法を現場調査時に確認させていただきます。

今回の施工例で紹介した木調フェンスはこちらです。


エクスショップでは、上記以外のフェンスも多数取り扱っています。

希望する設置方法やご予算、デザインに合わせて最適な目隠しフェンスをご提案いたします。無料で現場調査も実施していますので、ぜひお問い合わせください。また、商品のみご購入の場合・DIYをご予定の場合、事前に取付説明書の送付も可能です。ご気軽にお問い合わせください。

関連記事:「フェンス目隠しの後付けを安い&おしゃれな種類まとめてご紹介

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