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オープン外構、セミクローズド外構のメリット・デメリット

投稿日：2020年2月25日更新日：2020年1月24日

念願のマイホーム。思いもお金もつぎ込んで、一生懸命建てた家を彩る最後の仕上げ！　外構工事について、考えてみましょう。外構にはそのスタイルから、大きく分けて【オープン外構】【クローズド外構】そして、その中間の【セミクローズド外構】の3パターンがあります。家の外の空間に対して、どの程度開けた状態にするのか･･･といった分類ですが、どこまでがオープン、どこからがクローズド、といった明確な仕切りはありません。今回は、そんな外構プランイメージの中から、【オープン】【セミクローズド】の2つについてご紹介します。

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【オープン外構】

必要最小限のエクステリアを配置した、すっきりとした印象のオープン外構。フェンスや門扉などで家を囲ってしまうことはせず、ポストや表札などの必要な品は、小さな門塀や機能門柱にまとめることが多いです。

開放感のあるオープン外構

オープン外構の魅力・メリット

オープン外構の魅力と言えば、なんといっても開放感でしょう。すっきりとした外観のため、玄関周りをガーデニングで彩れば、それがそのまま街並みに活きますし、人を気軽に招き入れられる、気安い雰囲気を演出することができます。囲いがない分、玄関や建物内に光や風を導きやすいといったメリットもあります。あれこれ取り付けないということで、必要なスペースも少なくて済みます。そして、費用面でのメリットも大きいと言えます。取り付けるものが最小限なので、その分、費用も抑えられるんですね。

オープン外構のデメリット

開けた雰囲気を演出する分、注意しなければならない点もあります。オープンであると言っても、すべてが見えるようになるのは困りますよね。道路からの視線や人の立ち入りに対しては、最小限の樹木で家の中を見えにくくしたり、低い植え込み等で軽い仕切りを行う等、工夫を行う必要があります。囲いを避ける場合は、建物自体の防犯性を高めて対処する必要があります。家からの子供の飛び出しにも注意する必要がありますし、外から良く見えるお庭にはマメなお手入れが必要･･･ともいえます。

そんな外構のキーポイントの一つは、ラクできるところはラクをすること。手入れが楽で、傷まない材料を使うことです。腐食や変質の少ない素材を使って、手をかけずに美しさを保てる庭を手に入れましょう。アルミ製の機能門柱もその一つ。シンプルな玄関先にも、デコラティブなアプローチにも、バラエティに富んだ製品が華を添えます。

【セミクローズド外構】

オープンスタイルのように完全に開いた外構ではなく、かといってクローズドスタイルのように完全に閉じているワケでもない。2つのスタイルのいいとこどりで構成するのがセミクローズド外構。両者の中ほどをいく程よいデザインは、極端よりも中間を好む日本では、最も人気のあるスタイルです。

セミクローズド外構

セミクローズド外構の魅力・メリット

セミクローズド外構では、塀やフェンスは設けても、高さを低めに抑えたり、部分的に設置したりして、解放感を保ちます。周囲の街並みとの調和を保ちつつ、家族みんなの安全やプライバシー確保もできます。玄関先や庭を囲う門扉やフェンスを雰囲気を合わせたデザインにすれば、住宅デザインとも統一感がとれた外構になります。

セミクローズド外構のデメリット

うまくすればイイトコどりのセミクローズド外構ですが、一歩間違えると”どっちつかずで中途半端”になってしまう恐れもあります。オープンとクローズの間にあるため、それぞれの長所が最大限に発揮されるわけではありません。塀がある分解放感はオープン外構に及ばず、どうしても必要な部分だけに絞る塀では、クローズド外構ほどの高いプライバシー確保は困難です。セミクローズド外構に限った話ではありませんが、プランを考える際は、見せる見せないにこだわるあまり使い勝手の悪い外構にならないよう、塀やエクステリアの位置を入念に検討しておく必要があります。どこを見せてどこを遮るのか、十分に検討しておくことが大切です。

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