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コンクリートブロックのサイズ選び「厚さ12cm」が外構の標準な理由と、プロが教える後悔しない選び方

エクステリア

目隠しフェンス

「庭に目隠しフェンスを立てたい」「土留めのブロックを積みたい」
そう考えたとき、多くの方が最初に迷うのがコンクリートブロックのサイズ選びです。
私自身も過去に、「たかが2cmの差」と甘く見た結果、数年後にブロックを積み直すことになり、何十万円ものリフォーム費用がかかった経験があります。
ホームセンターやカタログを見ると、似たようなブロックが並び、「どれを選んでも同じでは?」と思われがちですが、サイズ選びひとつで将来の安全性や工事費用は大きく変わります。
今回は、JIS規格に基づいた基本サイズから、外構現場で「厚さ12cm」が多用される理由、そして失敗しないための計算方法まで、外構のプロの視点で詳しく解説します。

この記事では、
・ JIS規格に基づく基本サイズ
・ 外構現場で「厚さ12cm」が多用される理由
・ 失敗しないための考え方・計算方法
を、外構のプロの視点でわかりやすく解説します。

ブロックの「縦と横」は共通です!選ぶべきなのは「4種類の厚み」だけ!

コンクリートブロック

コンクリートブロックを選ぶ際、まず知っておいてほしいのは「正面から見た大きさはどれもほぼ同じ」ということです。

JIS規格(JIS A 5406)で長さ39cm×高さ19cmと決まっています。

一般的な普通コンクリートブロックは、JIS規格(JIS A 5406)に基づいたサイズが主流です。
意外に思われるかもしれませんが、日本で流通している一般的なコンクリートブロックのサイズは、JIS規格(日本産業規格)によって厳格に定められています。
●長さ(幅):390mm
●高さ:190mm
これが基本のサイズです。「なぜ40cmや20cmじゃないの?」と疑問に思うかもしれませんが、これはブロックとブロックの間に詰める「目地(モルタル)」の厚み10mmを考慮しているからです。積んだ後にちょうどキリの良い数字になるよう、あらかじめ少し小さめに作られているのです。

奥行き(厚さ)は10・12・15・19cmの4種類!積む高さや用途に合わせて使い分けるのが「安全の鉄則」です。

縦と横のサイズは共通ですが、大きく異なるのが「奥行き(厚み)」です。
一般的に以下の4種類が規格化されています。

1. 100型(厚さ10cm): 最も薄いタイプ。花壇の縁取りや、地面の仕切りなど、高さが出ない場所用。
2. 120型(厚さ12cm): 外構で最もポピュラーなサイズ。境界塀やフェンスの土台に使用。
3. 150型(厚さ15cm): 高さを出す塀や、土の圧力がかかる土留めなどに使用。
4. 190型(厚さ19cm): 非常に高い塀や、強固な土留めが必要な特殊な場所用。

【要注意】化粧ブロックはデザイン優先!JIS規格とはサイズが異なる場合があるので、必ずカタログで「実寸法」を確認しましょう。

「普通ブロック(グレーのブロック)」は上記のスーサイズが基本ですが、表面に凹凸や色がついた「化粧ブロック」は注意が必要です。

デザインを重視するため、厚みが11cmだったり、長さが短かったりする「規格外」の商品も存在します。既存のブロックに継ぎ足す場合や、フェンスの柱を立てる場合は、必ずカタログの「実寸法」を確認しましょう。

なぜ外構業では「12cm厚」をよく使うの?実は3つの決定的な理由があるんです!

コンクリートブロック

 

多くの外構業者が境界塀の土台に「12cm(120型)」を推奨します。なぜ10cmではなく12cmなのか、そこには明確な理由があります。

フェンスの柱を立てるのに「ちょうどいい」から!10cmだと隙間が狭すぎて、柱を固定する強度が不足しがちなんです。

ブロックの上にアルミフェンスを立てる場合、ブロックの空洞(穴)に支柱を差し込み、モルタルで固定します。 10cm厚のブロックだと、穴のスペースが狭すぎて支柱の周りに十分なモルタルが入りません。これでは台風などの強風時に支柱の根元からグラついてしまうリスクがあります。12cm厚あれば、支柱の周りをしっかりモルタルで固められるため、十分な強度が確保できるのです。
私が修理に伺ったある現場では、10cmブロックに無理やり立てた支柱が、数年後の台風でモルタルごと「スポッ」と抜けてしまっていました。

建築基準法を守りつつ「一番安く済む」から!一般的な境界(2~3段積み)において、最もコスパ良く安全基準をクリアできます。

ブロック塀には「建築基準法」という法律のルールが適用されます。以前は10cm厚でも多くの場所で使われていましたが、相次ぐ地震被害を受けて安全基準が厳しくなっています。 現在、住宅の境界でよく見られる「ブロック2~3段+フェンス」という構成において、安全性を担保しつつ、材料費を最も抑えられるのが12cm厚です。法律を守りつつコストを抑える「賢い選択」が12cmなのです。
※実際の判断は、地域条件・高さ・構造によって異なるため、現地確認が必要です。

10cmより「丈夫」で15cmより「軽い」から!壊れにくさと作業効率を両立した、施主にも職人にも優しいサイズなんです。

・ 10cm:軽いが割れやすい
・ 15cm:丈夫だが重く、工期・人件費が増えやすい
12cmはその中間で、
「壊れにくく、施工もしやすい」黄金バランスの厚みです。

何個買えばいい?ブロックの必要個数を「誰でも一瞬で出せる」計算テクニック

計算

「自分の家の庭に何個ブロックが必要か」がわかると、予算が立てやすくなります。ここではプロも使う簡単な計算式を紹介します。

目地(1cm)を足して「横40cm×縦20cm」で考えるのが、計算ミスをなくすプロの裏技です。

計算するときは「39cm×19cm」ではなく、目地を含めた「40cm×20cm」で計算しましょう。 例えば、横幅4メートル(400cm)の場所に1段並べるなら、「400÷40=10個」と一瞬で答えが出ます。高さも同様で、1メートル(100cm)の高さにするなら「100÷20=5段」となります。

「面積(平方メートル)×12.5」で必要個数がわかります!予備として1~2個多めに準備するのが安心のコツ。

壁全体の面積から出す場合は、「面積(㎡)× 12.5」という魔法の数字を覚えておいてください。 (例:面積10㎡の塀なら、10 × 12.5 = 125個) ただし、カットして使う分や配送中の欠けを考慮して、全体の1~2%(最低でも1~2個)は多めに発注するのがDIYでもプロの現場でも鉄則です。

コーナーや端っこはどうする?「基本・隅・横」など、形の違いと使い分けも知っておきましょう。

ブロックにはサイズだけでなく「形」にも種類があります。
●基本形: 両端が凹んでいる、真ん中に使うタイプ。
●隅(すみ)形: 角用。片方の端が平らになっています。
●横形: 鉄筋を横に通すための溝があるタイプ。

これらを適切に組み合わせることで、強固で美しい壁が完成します。

安さだけで10cmを選ばないで!私が経験したサイズ選びの失敗談をお話しします

注意

「10cmで十分」と思ったのに…後から背の高いフェンスを立てたくなり、強度が足りず断念した経験。

私も最初は「仕切りだけでいい」と思って10cm厚を積んだものの、数年後に「やっぱりプライバシーを守るために目隠しフェンスを立てたい」と思いました。

しかし、10cmのブロックでは高いフェンスの風圧に耐えられません。結局、ブロックから積み直すことになり、余計な費用がかかってしまいました。

敷地ギリギリを攻めすぎて、ブロックが隣の家にはみ出しそうになったヒヤリ体験。

「境界線ぴったりに立てたい」という気持ちはわかりますが、ブロックの厚みを考慮し忘れると大変なことになります。

中心線で分けるのか、内側に収めるのか。12cmや15cmという「厚み」を正確に把握していないと、隣地トラブルに発展する恐れがあります。

DIYで適当な厚さを選んだら、数年後に土の圧力でブロックが傾いてしまった失敗。

段差がある場所にブロックを積む場合、裏側の土の重さ(土圧)が常にかかります。

10cmや12cmで無理に土留めをしてしまうと、雨が降って土が重くなった際に耐えきれず、ブロックが外側に膨らんだり傾いたりします。これは非常に危険な状態です。

DIY?プロに依頼?「サイズ選び」に迷った時の判断基準を教えます

迷う男女

1.2m(6段)を超えるなら「厚さ15cm以上」が必要かも?建築基準法の「控え壁」ルールも知っておきましょう。

建築基準法では、ブロック塀の高さが1.2mを超えると、壁を支えるための「控え壁(垂直に突き出した壁)」の設置が義務付けられます。また、高さに応じてブロックの厚みも「15cm以上」が推奨されるようになります。

古いブロック塀の積み替えは要注意!現行のルールに合わせたサイズ選びが必須です。

「昔から10cmだったから、次も10cmでいいよね」は通用しません。今の基準で安全に作り直すには、これまでより厚いブロックが必要になるケースがほとんどです。

毎日使う場所だからこそ、最初からプロに相談するのが結局一番安上がりです。

「プロの見積もりが高いから」とDIYで強行した結果、土の重さに耐えきれず半年で壁が傾き、結局プロが倍以上の費用で直すことになった現場も実際にありました。

ブロック工事は、一度固まってしまうと修正が困難です。撤去には多額の人件費と処分費がかかります。「最初から12cmにしておけば」「プロに鉄筋を入れてもらえば」と後悔する前に、適切なサイズ判断が不可欠です。

迷ったらプロの知恵を借りるのが最短ルート!エクスショップ厳選の人気アイテム紹介

サイズが決まったら、次は「その上に何を載せるか」「どのブロックを使うか」です。エクスショップで実際に多くのお客様に選ばれている、ブロック塀と相性抜群の商品をご紹介します。

「ブロック×目隠しフェンス」でプライバシーを確保!

コンクリートブロックを数段積み、その上に目隠しフェンスを設置するのは、最も効率的でコストバランスの良い外構スタイルです。12cm厚以上のブロックを選んでおけば、以下のような人気フェンスもしっかりと施工可能です。


エクスショップで人気No.1を誇る、コストパフォーマンス最強の目隠しフェンスです。最大の特徴は、正面からの視線を100%カットしながら、斜めに重なった羽の間から風を通す「ルーバー構造」にあります。 完全目隠しタイプは風の影響を受けやすいため、土台には支柱をしっかり固定できる「厚さ12cm」のブロックが最適。12cm厚のブロックと組み合わせることで、プライバシー保護と安全性を両立した理想の塀が完成します。


表面にリアルな木目調を施した、エクスショップオリジナルの大人気アルミフェンスです。天然木のような温かみのある外観でありながら、アルミ製のため腐食や色あせに強く、メンテナンスが非常に楽なのが特徴です。 板の隙間から程よく風が抜ける設計のため、土台となる「厚さ12cm」のブロックにかかる負担を軽減しつつ、おしゃれに目隠しを叶えます。コストを抑えて外構に高級感を出したい方に最適な、サイズとデザインのバランスが取れた一品です。


国内トップメーカー「YKK AP」が手掛ける、横スリットデザインのスタイリッシュなフェンスです。完全に塞がないことで、プライバシーを守りつつ光と風を適度に取り込めるため、お庭が暗くならず開放感を保てます。 このスリット構造は風圧を受け流す効果があり、標準的な「厚さ12cm」のブロックへの負担を最小限に抑えながら安全に設置が可能です。メーカー品ならではの耐久性と、サイズ・カラーの豊富さで、どんな住宅スタイルにもマッチする万能な一品です。

まとめ:サイズ選びに迷ったら「12cm厚」をベースに相談するのが正解です!

コンクリートブロックのサイズ選びは、単なる「大きさ」の問題ではなく、あなたのご家族の安全を守る「強度」の問題です。
●基本サイズは390×190mm。
●厚みは12cmを選べば、多くのケースで失敗がない。
●高さや土圧がある場合は、15cm以上の検討も。

まずは「何段積みたいか」と「上にフェンスを立てるか」をプロに伝えてみましょう。

具体的なプランが決まっていなくても大丈夫です。「お隣との仕切りをしたい」といったご要望から、最適なサイズと種類をご提案します。

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後悔しない外構づくりのために、まずはプロの意見を聞いてみることが最短の近道です。お気軽にお問い合わせください!

 

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