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投稿日:2026年1月16日更新日:2026年1月16日
投稿日:2026/1/16更新日:2026/1/16

「庭に目隠しフェンスを立てたい」「土留めのブロックを積みたい」
そう考えたとき、多くの方が最初に迷うのがコンクリートブロックのサイズ選びです。
私自身も過去に、「たかが2cmの差」と甘く見た結果、数年後にブロックを積み直すことになり、何十万円ものリフォーム費用がかかった経験があります。
ホームセンターやカタログを見ると、似たようなブロックが並び、「どれを選んでも同じでは?」と思われがちですが、サイズ選びひとつで将来の安全性や工事費用は大きく変わります。
今回は、JIS規格に基づいた基本サイズから、外構現場で「厚さ12cm」が多用される理由、そして失敗しないための計算方法まで、外構のプロの視点で詳しく解説します。
この記事では、
・ JIS規格に基づく基本サイズ
・ 外構現場で「厚さ12cm」が多用される理由
・ 失敗しないための考え方・計算方法
を、外構のプロの視点でわかりやすく解説します。

コンクリートブロックを選ぶ際、まず知っておいてほしいのは「正面から見た大きさはどれもほぼ同じ」ということです。
一般的な普通コンクリートブロックは、JIS規格(JIS A 5406)に基づいたサイズが主流です。
意外に思われるかもしれませんが、日本で流通している一般的なコンクリートブロックのサイズは、JIS規格(日本産業規格)によって厳格に定められています。
●長さ(幅):390mm
●高さ:190mm
これが基本のサイズです。「なぜ40cmや20cmじゃないの?」と疑問に思うかもしれませんが、これはブロックとブロックの間に詰める「目地(モルタル)」の厚み10mmを考慮しているからです。積んだ後にちょうどキリの良い数字になるよう、あらかじめ少し小さめに作られているのです。
縦と横のサイズは共通ですが、大きく異なるのが「奥行き(厚み)」です。
一般的に以下の4種類が規格化されています。
1. 100型(厚さ10cm): 最も薄いタイプ。花壇の縁取りや、地面の仕切りなど、高さが出ない場所用。
2. 120型(厚さ12cm): 外構で最もポピュラーなサイズ。境界塀やフェンスの土台に使用。
3. 150型(厚さ15cm): 高さを出す塀や、土の圧力がかかる土留めなどに使用。
4. 190型(厚さ19cm): 非常に高い塀や、強固な土留めが必要な特殊な場所用。
「普通ブロック(グレーのブロック)」は上記のスーサイズが基本ですが、表面に凹凸や色がついた「化粧ブロック」は注意が必要です。
デザインを重視するため、厚みが11cmだったり、長さが短かったりする「規格外」の商品も存在します。既存のブロックに継ぎ足す場合や、フェンスの柱を立てる場合は、必ずカタログの「実寸法」を確認しましょう。

多くの外構業者が境界塀の土台に「12cm(120型)」を推奨します。なぜ10cmではなく12cmなのか、そこには明確な理由があります。
ブロックの上にアルミフェンスを立てる場合、ブロックの空洞(穴)に支柱を差し込み、モルタルで固定します。 10cm厚のブロックだと、穴のスペースが狭すぎて支柱の周りに十分なモルタルが入りません。これでは台風などの強風時に支柱の根元からグラついてしまうリスクがあります。12cm厚あれば、支柱の周りをしっかりモルタルで固められるため、十分な強度が確保できるのです。
私が修理に伺ったある現場では、10cmブロックに無理やり立てた支柱が、数年後の台風でモルタルごと「スポッ」と抜けてしまっていました。
ブロック塀には「建築基準法」という法律のルールが適用されます。以前は10cm厚でも多くの場所で使われていましたが、相次ぐ地震被害を受けて安全基準が厳しくなっています。 現在、住宅の境界でよく見られる「ブロック2~3段+フェンス」という構成において、安全性を担保しつつ、材料費を最も抑えられるのが12cm厚です。法律を守りつつコストを抑える「賢い選択」が12cmなのです。
※実際の判断は、地域条件・高さ・構造によって異なるため、現地確認が必要です。
・ 10cm:軽いが割れやすい
・ 15cm:丈夫だが重く、工期・人件費が増えやすい
12cmはその中間で、
「壊れにくく、施工もしやすい」黄金バランスの厚みです。

「自分の家の庭に何個ブロックが必要か」がわかると、予算が立てやすくなります。ここではプロも使う簡単な計算式を紹介します。
計算するときは「39cm×19cm」ではなく、目地を含めた「40cm×20cm」で計算しましょう。 例えば、横幅4メートル(400cm)の場所に1段並べるなら、「400÷40=10個」と一瞬で答えが出ます。高さも同様で、1メートル(100cm)の高さにするなら「100÷20=5段」となります。
壁全体の面積から出す場合は、「面積(㎡)× 12.5」という魔法の数字を覚えておいてください。 (例:面積10㎡の塀なら、10 × 12.5 = 125個) ただし、カットして使う分や配送中の欠けを考慮して、全体の1~2%(最低でも1~2個)は多めに発注するのがDIYでもプロの現場でも鉄則です。
ブロックにはサイズだけでなく「形」にも種類があります。
●基本形: 両端が凹んでいる、真ん中に使うタイプ。
●隅(すみ)形: 角用。片方の端が平らになっています。
●横形: 鉄筋を横に通すための溝があるタイプ。
これらを適切に組み合わせることで、強固で美しい壁が完成します。

私も最初は「仕切りだけでいい」と思って10cm厚を積んだものの、数年後に「やっぱりプライバシーを守るために目隠しフェンスを立てたい」と思いました。
しかし、10cmのブロックでは高いフェンスの風圧に耐えられません。結局、ブロックから積み直すことになり、余計な費用がかかってしまいました。
「境界線ぴったりに立てたい」という気持ちはわかりますが、ブロックの厚みを考慮し忘れると大変なことになります。
中心線で分けるのか、内側に収めるのか。12cmや15cmという「厚み」を正確に把握していないと、隣地トラブルに発展する恐れがあります。
段差がある場所にブロックを積む場合、裏側の土の重さ(土圧)が常にかかります。
10cmや12cmで無理に土留めをしてしまうと、雨が降って土が重くなった際に耐えきれず、ブロックが外側に膨らんだり傾いたりします。これは非常に危険な状態です。

建築基準法では、ブロック塀の高さが1.2mを超えると、壁を支えるための「控え壁(垂直に突き出した壁)」の設置が義務付けられます。また、高さに応じてブロックの厚みも「15cm以上」が推奨されるようになります。
「昔から10cmだったから、次も10cmでいいよね」は通用しません。今の基準で安全に作り直すには、これまでより厚いブロックが必要になるケースがほとんどです。
「プロの見積もりが高いから」とDIYで強行した結果、土の重さに耐えきれず半年で壁が傾き、結局プロが倍以上の費用で直すことになった現場も実際にありました。
ブロック工事は、一度固まってしまうと修正が困難です。撤去には多額の人件費と処分費がかかります。「最初から12cmにしておけば」「プロに鉄筋を入れてもらえば」と後悔する前に、適切なサイズ判断が不可欠です。
サイズが決まったら、次は「その上に何を載せるか」「どのブロックを使うか」です。エクスショップで実際に多くのお客様に選ばれている、ブロック塀と相性抜群の商品をご紹介します。
コンクリートブロックを数段積み、その上に目隠しフェンスを設置するのは、最も効率的でコストバランスの良い外構スタイルです。12cm厚以上のブロックを選んでおけば、以下のような人気フェンスもしっかりと施工可能です。
コンクリートブロックのサイズ選びは、単なる「大きさ」の問題ではなく、あなたのご家族の安全を守る「強度」の問題です。
●基本サイズは390×190mm。
●厚みは12cmを選べば、多くのケースで失敗がない。
●高さや土圧がある場合は、15cm以上の検討も。
具体的なプランが決まっていなくても大丈夫です。「お隣との仕切りをしたい」といったご要望から、最適なサイズと種類をご提案します。
後悔しない外構づくりのために、まずはプロの意見を聞いてみることが最短の近道です。お気軽にお問い合わせください!
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フェンスについての質問なのですが、 見積もりでは3枚からの注文となっていますが、2枚以下の注文は可能ですか?
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施工品質やアフターケア、保証内容はどうなっていますか?
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