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投稿日:2026年2月20日更新日:2026年2月20日
投稿日:2026/2/20更新日:2026/2/20
「セメントとコンクリートって同じじゃないの?」と思っている方は少なくありません。実際、ホームセンターやネットで調べてみると「セメント」「コンクリート」「モルタル」という言葉が混在していて、どれが何を指しているのか分からなくなってしまうことも多いです。
実はこの3つ、似ているようで用途も特性もまったく異なる素材です。そしてこの違いを知っているかどうかが、外構工事の打ち合わせをスムーズに進められるかどうかの分かれ目になります。
この記事では、外構工事を検討中の方に向けてセメント・コンクリート・モルタルそれぞれの違いと特性、外構工事での使い分け方をエクスショップの施工現場の知見を交えながら分かりやすく解説していきます。駐車場やアプローチの舗装を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

外構工事や建築の話題で「セメント」という言葉はよく耳にしますが、実際に何を指しているのか正確に知っている方は意外と少ないものです。
セメントとは、石灰石・粘土・けい石などを高温(約1,450℃)で焼き固め、細かく粉砕した灰色の粉末素材のことです。水と触れると化学反応(水和反応)を起こして硬化する性質があり、建築・土木の世界では「結合材(バインダー)」と呼ばれています。日本で最も広く使われているのは「普通ポルトランドセメント」と呼ばれる種類で、住宅の外構工事から大規模な土木工事まで幅広く活用されています。ポルトランドという名前は、19世紀のイギリスで発明された際に、イギリスのポートランド島産の石材に色や質感が似ていたことに由来しています。
ここで重要なポイントがあります。セメントはあくまでも「材料」であり、単体では外構工事に使用することができません。
セメントだけを水で溶いたもの(セメントペーストと呼びます)は強度が非常に低く、ひび割れが生じやすいため、実際の施工には不向きです。セメントはあくまでも砂や砂利などの骨材と混ぜ合わせることで初めてその真価を発揮します。
つまり、よく混同されがちな「コンクリート」や「モルタル」は、セメントを主成分として作られた”完成品”であると理解しておくとわかりやすいでしょう。
一般的に「セメント」と呼ばれるものの中にも、用途や特性に応じた様々な種類があります。
一般社団法人セメント協会の分類によると、日本国内で流通する主なセメントには以下のような種類があります。
普通ポルトランドセメントは住宅・外構工事で最も多く使われる汎用タイプです。入手しやすく扱いやすいため、エクスショップの外構施工現場でも標準的に使用されています。
早強ポルトランドセメントは通常より短時間で硬化する特性を持ちます。工期を短縮したい現場や、冬場の寒冷地での施工に活用されることがあります。
白色ポルトランドセメントは原料中の鉄分を極力除いた白いセメントで、デザイン性を重視した仕上げ材として使われることがあります。

セメントが「原料となる粉末素材」であることをH2-1でお伝えしました。では、外構工事で実際に使われる「コンクリート」とは一体何なのでしょうか。
コンクリートとは、セメント・水・砂(細骨材)・砂利(粗骨材)の4つを混ぜ合わせて作られた建設材料です。セメントが水と反応して硬化する性質を利用し、砂や砂利をしっかりと結びつけることで、非常に高い強度を持つ素材に仕上がります。
つまり、セメントはコンクリートを作るための「材料のひとつ」であり、コンクリートはセメントを使って作られた「完成品」です。料理に例えるなら、セメントは「小麦粉」、コンクリートは「パン」のような関係といえます。
コンクリートの品質は、各材料の配合比率によって大きく変わります。一般的な外構工事で使われるコンクリートでは、セメント:砂:砂利=1:2:3の比率が基本とされており、水はセメントの重量に対して55~65%程度が目安です。
この比率は施工箇所の用途や求められる強度によって調整されます。たとえば駐車場の土間コンクリートには、乗用車の重量に耐えられるよう設計基準強度21~24N/mm?程度のコンクリートが一般的に用いられます。
コンクリートが外構工事に広く使われる理由は、その優れた特性にあります。
まず圧縮強度が非常に高い点が最大の特徴です。車が乗っても、重い物が置かれても変形・破損しにくく、駐車場やアプローチに最適です。
次に耐久性・耐候性の高さも見逃せません。適切に施工されたコンクリートの寿命は30~50年以上ともいわれており、メンテナンスの手間が少ないのも住宅オーナーにとって大きなメリットです。さらに雑草対策にも有効です。地面をコンクリートで覆うことで雑草の発生を根本的に抑えることができます。エクスショップにご相談いただくお客様の中でも「雑草に悩んでいる」という理由でコンクリート舗装を希望される方は非常に多くいらっしゃいます。
優れた素材であるコンクリートにも弱点があります。それは「引張力(引っ張る力)に弱い」という点です。圧縮する力には強い一方で、引っ張る方向の力が加わるとひび割れが生じやすい性質があります。
この弱点を補うために使われるのが「鉄筋コンクリート(RC)」です。コンクリートの中に鉄筋を埋め込むことで引張力を補強し、建物の基礎や擁壁など強度が特に求められる箇所に用いられます。外構工事においても、駐車場のコンクリートにはワイヤーメッシュ(金属メッシュ)を敷き込むことで、ひび割れを防ぐ施工が標準的に行われています。
また、コンクリートは一度施工すると撤去・やり直しが難しく費用もかかるため、施工前に十分な計画と業者との打ち合わせが必要です。この点はエクスショップの施工担当者も特に丁寧に確認するポイントのひとつです。
セメントとコンクリートの違いをひとことで言うと
「セメント」は原料の粉、「コンクリート」はそれを使って作った建設材料。
この一文を覚えておくだけで、外構業者との打ち合わせでも迷わず会話できるようになります。

セメント・コンクリートに加えて、外構工事でよく耳にする素材がもうひとつあります。それが「モルタル」です。「モルタル」という言葉を聞いたことはあっても、コンクリートとどう違うのか分からないという方は非常に多いです。ここでは3つをまとめて整理していきます。
モルタルは、セメント・水・砂(細骨材)の3つを混ぜ合わせたものです。コンクリートの配合と見比べてみると、砂利(粗骨材)が入っていない点だけが異なります。
つまりコンクリートとモルタルの違いは、砂利が入っているかどうかの一点のみです。砂利が入っていないぶん、モルタルはコンクリートよりも粘り気があり、細かい部分への充填や表面の仕上げに向いた素材です。
ここで3つの原材料をシンプルに整理しておきましょう。
セメントはセメント単体の粉末素材で、水・砂・砂利は含まれません。コンクリートやモルタルを作るための原料です。
コンクリートはセメント・水・砂・砂利の4つを混ぜたものです。砂利が入ることで骨格が強くなり、高い圧縮強度を発揮します。
モルタルはセメント・水・砂の3つを混ぜたものです。砂利が入らないため、コンクリートよりも滑らかで流動性が高く、細かい作業に向いています。
原材料の違いがそのまま用途の違いに直結します。
コンクリートは強度が必要な場所に使われます。駐車場の土間舗装、建物の基礎、門柱の基礎、擁壁などがその代表例です。エクスショップの施工現場でも、コンクリートは外構工事の中心的な素材として最も多く使われています。
一方モルタルは、強度よりも仕上がりの美しさや密着性が求められる場面で活躍します。具体的にはフェンスや門柱の柱を固定する際の根巻き、レンガやタイルの目地埋め、ブロック塀の表面仕上げ、外壁の下地塗りなどが主な用途です。
モルタルはコンクリートと比べると強度が低く、ひび割れが生じやすいという弱点があります。砂利が入っていないぶん骨格が弱く、乾燥収縮によるクラック(ひび割れ)が発生しやすい傾向があります。
そのため、広い面積の舗装や車が乗る箇所にモルタルを単独で使うことは基本的にありません。用途に応じてコンクリートとモルタルを使い分けることが、外構工事の品質を左右する重要なポイントのひとつです。
セメント=原料の粉 / セメント+砂=モルタル / セメント+砂+砂利=コンクリート
この式を頭に入れておくだけで、3つの関係性がすっきり整理できます。

ここまでセメント・コンクリート・モルタルの違いについて解説してきました。この3つの関係性が整理できたところで、もうひとつよく比較される素材についても触れておきましょう。それが「アスファルト」です。
駐車場や道路の舗装を検討していると、「コンクリートにするかアスファルトにするか」という選択肢が出てくることがあります。見た目は似ているようで、実は素材の成り立ちから特性まで大きく異なります。ここではこの2つをしっかり比較していきます。
アスファルトは、石油を精製する過程で生じる黒い粘着性の物質(アスファルト)に、砂や砂利を混ぜ合わせた舗装材です。コンクリートがセメントという無機質な粉末を結合材として使うのに対して、アスファルトは石油由来の有機物を結合材として使っている点が根本的な違いです。
道路でよく見かける黒っぽい舗装がアスファルトで、白っぽい舗装がコンクリートと覚えておくと見分けやすいです。
強度と耐久性という観点では、コンクリートに軍配が上がります。コンクリートは適切に施工すれば30~50年以上の耐久性が期待できますが、アスファルトは紫外線や熱に弱く、夏場に軟化しやすい性質があります。一般的なアスファルト舗装のメンテナンスサイクルは10~15年程度といわれており、コンクリートと比べると定期的な補修が必要になるケースが多いです。
施工のしやすさとコストという観点ではアスファルトが有利です。アスファルトは施工後すぐに硬化するため、施工翌日から使用できます。一方コンクリートは養生期間として最低でも1週間程度が必要です。また初期費用はアスファルトのほうが安く抑えられる傾向がありますが、長期的なメンテナンスコストを含めるとコンクリートのほうがトータルコストで有利になることが多いです。
見た目と景観性ではコンクリートのほうが住宅外構との相性が良い場合がほとんどです。コンクリートは白やグレー系の明るいトーンで、住宅の外観を明るく清潔感のある印象に仕上げてくれます。さらに近年はスタンプコンクリートや洗い出し仕上げなど、デザイン性を高めた施工方法も普及しており、外構のアクセントとしても活用されています。
国道や幹線道路ではアスファルト舗装が多く使われていますが、一般住宅の駐車場やアプローチにはコンクリートが圧倒的に多く採用されています。 その理由はいくつかあります。
まず耐久性の高さです。一度施工すれば長期間にわたってメンテナンスの手間がかからないため、住宅オーナーにとって負担が少ないです。次に雑草が生えにくい点も大きなメリットです。アスファルトも雑草対策にはなりますが、経年劣化によりひび割れが生じると、そこから雑草が生えてくるケースがあります。コンクリートは適切に施工されていれば雑草の侵入を長期間にわたって防ぐことができます。そして住宅の外観との調和という点でも、白系のコンクリートは多くの住宅デザインに馴染みやすく、外構全体の統一感を出しやすいです。

ホームセンターでは「インスタントセメント」や「インスタントモルタル」として、水を加えるだけで使える袋詰め製品が販売されています。小さなひび割れの補修や、ちょっとした小物のDIYであれば活用できる場面もあります。
ただし、駐車場やアプローチなど広い面積の施工をDIYで行うのはおすすめできません。 理由は主に3つあります。
まず配合や施工の精度が仕上がりの強度に直結するため、経験のない状態で施工すると数年でひび割れや沈下が起きるリスクがあります。次に、コンクリートは一度固まると撤去・やり直しに大きなコストがかかります。そして万が一の際に保証がないため、結果的にプロへの依頼よりも高くついてしまうケースも少なくありません。
外構工事は「安く済んだ」より「長く持った」が正解です。施工実績と保証内容をしっかり確認した上で、信頼できる業者に依頼することを強くおすすめします。
この記事では、混同されがちなセメント・コンクリート・モルタルの違いについて解説してきました。最後に要点を整理しておきましょう。
セメントは石灰石などを焼いて粉末にした原料そのものです。単体では使えず、コンクリートやモルタルを作るためのベース素材です。コンクリートはセメント・水・砂・砂利を混ぜた素材で、高い強度が必要な駐車場や基礎工事に使われます。モルタルはセメント・水・砂を混ぜた素材で、目地埋めや仕上げなど細かい作業に向いています。
3つの関係性は「セメント+砂=モルタル、セメント+砂+砂利=コンクリート」という式で覚えると迷わなくなります。
外構工事ではこれらの素材を用途に応じて使い分けることが、長持ちする美しい仕上がりへの近道です。「どの素材をどこに使えばいいか分からない」という方は、ぜひエクスショップへお気軽にご相談ください。施工実績17万件超のプロが、最適なプランをご提案します。
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フェンスについての質問なのですが、 見積もりでは3枚からの注文となっていますが、2枚以下の注文は可能ですか?
【商品カテゴリ >フェンス・柵・塀】(ご質問No.28909)
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ホームページに掲載されている商品以外も取り扱っていますか?
【商品カテゴリ >その他商品、オプション等】(ご質問No.702)
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施工品質やアフターケア、保証内容はどうなっていますか?
【ご利用方法について >保証内容について】(ご質問No.697)
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実際の請求金額がオンライン見積もりの金額と大きく違ったりしませんか?
【ご利用方法について >お見積りの内容について】(ご質問No.709)
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エクスショップの評判を教えてください。
【ご利用方法について >その他のご質問】(ご質問No.17043)
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