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アコーディオン門扉とは?設置メリット・デメリットから費用まで徹底解説

エクステリア

アコーディオン門扉

「駐車場の出入り口をふさぎたいけれど、開き戸を置くスペースがない」

そんな悩みに応えるのが、アコーディオン門扉です。じゃばらのように横へ縮む構造なので、開けたときに場所を取りません。一方で、風に弱い、可動部分の手入れが必要といった弱点もあります。

この記事では、種類の違いから費用の目安、実際の商品選びまでをまとめて解説します。アコーディオン門扉が、自分の家に合うかどうかを見て行きましょう。

そもそもアコーディオン門扉って?

アコーディオン門扉

アコーディオン門扉とは、柱を軸にして格子状の本体が横に伸び縮みする門扉のこと。

伸縮門扉、カーゲートとも呼ばれます。開けると本体が端に折りたたまれ、閉めると出入り口をふさぐ仕組みで、主に駐車場の入り口に使われています。

地面にレールを敷くタイプと、レールを敷かないノンレールタイプの2種類がありますが、近年はノンレールが主流。地面に段差ができないため、車の出入りがスムーズになるからです。

アコーディオン門扉の開き方の種類・特徴

アコーディオン門扉の特徴

アコーディオン門扉の開き方は、大きく片開きと両開きの2つ。どちらを選ぶかで、費用も使い勝手も変わってきます。判断の軸になるのは、出入り口の幅と、たたんだ本体を置く余裕が左右どちらにあるかという点です。

片開きタイプ

片開きは、片側の柱から一方向へ本体を伸ばすタイプ。開けるとすべての本体が片側に寄り、反対側は完全に開く形になります。

操作が単純なのもメリットです。レバーを外して一方向に押すだけで開き、鍵をかける場所も1か所で済みます。

ただし、幅が広くなるほど本体は長くなり、伸ばしきったときにたわみが出やすくなる点は理解しておきましょう。大きな間口では、次に紹介する両開きが選ばれます。

▼特徴
●向いている間口:車1台分、幅3メートル程度まで
●費用の傾向:本体が1つのため、両開きより安く収まる
●設置の条件:たたんだ本体を収める30~50センチの余裕が、片側に必要

両開きタイプ

両開きは、左右両方の柱から本体を伸ばし、中央で合わせるタイプ。1本あたりの長さが、片開きの半分で済みます。

そのぶん伸ばしたときのたわみが出にくく、閉めたときの見た目も整いやすいのが特徴です。

一方で、開け閉めのたびに左右へ動く手間がかかります。柱を2か所に立てる必要もあるため、地中の配管や既存の構造物とぶつからないか、事前の確認が重要です。

▼特徴
●向いている間口:車2台分以上の、幅の広い出入り口
●費用の傾向:本体が2つになるぶん、片開きより高くなる
●設置の条件:たたんだ厚みが左右に分かれ、片側の余裕は少なくて済む

アコーディオン門扉とほかの門扉の違いは?

開き門扉

駐車場に使える門扉には、ほかにも開き戸、引き戸、跳ね上げ式などがあります。開き戸は扉が手前や奥に開くため、その分の空間が必要。引き戸は横にスライドしますが、扉の幅と同じだけの逃げ場を確保しなければなりません。

跳ね上げ式は扉が上へ持ち上がるので地面を使いませんが、価格は高めで、高さの制限もあります。

その点アコーディオン門扉は、開けた本体が薄くまとまり、上下の空間も使いません。

アコーディオン門扉はこんな人におすすめ!

オススメ

まずは、敷地に余裕がない家におすすめです。開き戸や引き戸のために場所を空けられない環境でも、アコーディオン門扉なら収まります。

次に、費用をかけずに駐車場を仕切りたい人。シャッターや跳ね上げ式と比べれば、初期費用はかなり抑えられます。

さらに、小さな子どもやペットがいる家庭にも向いています。道路への飛び出しを物理的に止められるからです。

逆に、毎日何度も車を出し入れする人には向きません。その場合は電動タイプや跳ね上げ式のほうがおすすめです。

アコーディオン門扉を設置するメリット

メリット

アコーディオン門扉が選ばれる理由は、大きく3つあります。それぞれがどんな場面で効いてくるのかを、順に見ていきます。

限られたスペースでも開閉しやすく駐車しやすい

最大のメリットは、開けたときに場所を取らないこと。じゃばら状に縮むため、幅3メートルの門扉でも、開ければ厚みは30~50センチ程度にまとまります。

開き戸なら扉が回る分の空間が、引き戸なら扉と同じ幅の逃げ場が必要。どちらも道路ぎりぎりに建つ家では確保しづらいものですが、アコーディオン門扉ならその制約がありません。

前面道路がせまく、切り返しながら車庫入れする家でも、門扉が動線をじゃまする心配は少なくなります。

防犯性が高まり、不審者の侵入を抑制できる

門扉があるだけで、敷地への出入りには「乗り越える」「開ける」という手間が生まれます。この手間が、不審者にとっては大きな抑止力になります。

格子状で中が見えるつくりなので、外からの視線が届き、隠れる場所を作らない点もメリット。車上荒らしや、敷地への無断駐車を防ぐ効果も期待できるでしょう。

ただし、効果を得るには、閉める習慣が前提になります。

比較的リーズナブルで設置しやすい

シャッターゲートや跳ね上げ式と比べると、アコーディオン門扉は本体価格が抑えられています。工事費を含めても10万円台から選べる商品があり、電気工事も基本的には不要です。

工事の内容も比較的シンプルで、柱を立てるためのコンクリート工事が中心。

工期は現地の状況にもよりますが、1~2日程度で終わることが多いでしょう。新築時だけでなく、あとから付け足す形でも導入しやすいのが特徴です。

アコーディオン門扉を設置するデメリット

デメリット

一方で、アコーディオン門扉を設置するデメリットも理解しておく必要があります。ここで解説する3つの点はいずれも、設置してから気づいても直しにくいため、契約前に確認しておきましょう。

レールや可動部分の定期的なメンテナンスが必要

アコーディオン門扉は、伸び縮みする関節部分と、地面を転がるキャスター(小さな車輪)を持つ商品が多くあります。動く部分が多いぶん、劣化も起こりやすい構造です。

キャスターは砂やほこりを噛むと回りが悪くなり、放置すれば破損につながります。レールを敷くタイプなら、みぞに落ち葉や小石がたまらないよう掃除が必要です。

手入れの手間を減らしたい場合は、キャスターもレールも使わないハンガータイプという選択肢もあります。

開閉時に収納スペースを確保しなければならない

アコーディオン門扉は、開けても本体が消えるわけではありません。たたまれた状態で、柱のそばに残ります。この厚みが意外な盲点になりがちです。

幅が広い商品ほど、たたんだときの厚みも増します。3メートルを超えるものだと、50センチ近くになることも。すぐ横に花壇や自転車置き場があると、開けきれなかったり、車のドアが当たったりします。

設置前には、たたんだ状態の寸法をカタログで確認し、実際の設置予定場所を計測しておくと安心です。

強風の影響を受けやすく破損するリスクがある

格子状で面積が大きいため、アコーディオン門扉は風の影響を受けやすい構造になっています。台風時にあおられて変形したり、そばの車を傷つけたりする事故が生じる可能性も。

暴風時の対策としては、門扉を開けて柱と門扉をロープなどで縛ることなどが挙げられます。閉めておく場合は、必ず施錠して落し棒(地面に差し込んで本体を固定する棒)をおろすこと。半開きのまま放置するのが、最も危険です。

強い風が多い地域なら、風に強い設計の商品を選んでおくと安心でしょう。

アコーディオン門扉の設置費用は?

費用 電卓 小銭 ノートとペン
アコーディオン門扉の費用は、本体と工事費を合わせて10万~40万円前後が目安です。片開きで幅の小さいものなら10万~25万円、両開きのものや幅の広いものは20万~40万円ほど。幅と本体の仕様で大きく変わります。

これに加えて、古い門扉の撤去や、柱を立てるための土間コンクリートの加工が必要なら追加費用がかかります。電動タイプを選ぶと、本体も工事費も上がるので注意が必要です。

正確な金額は現地を見なければ出せないため、目安を頭に入れたうえで見積もりを取る流れがおすすめです。

設置までの流れ

流れ
アコーディオン門扉の設置は、採寸と現地調査、商品の選定と見積もり、工事と引き渡しという3つの段階で進みます。全体でかかる期間は、商品の取り寄せを含めて2~4週間ほどが目安。とくに最初の現地調査が、仕上がりの満足度を大きく左右します。

設置場所の採寸・現地調査を行う

最初に行うのが、出入り口の幅を測ることと、現地の状態を確認すること。ここでの見落としが、設置後の不具合につながります。

確認するのは、間口の実寸、地面の素材、傾斜や段差の有無、柱を立てる場所に配管や構造物がないかという点。地面に勾配があると、門扉の下に大きな隙間ができたり、逆に引っかかったりします。

砂利や傾斜のある場所では、キャスターを使わないタイプが向く場合も。自分で測るだけでなく、業者に見てもらうのが確実です。

種類・仕様を決めて見積もりを依頼する

現地の条件がわかったら、片開きか両開きか、レールを敷くかどうかといった仕様を決めていきます。

ペットがいるなら下部の隙間が小さいもの、風の強い地域なら風に強い設計のものと、優先順位をはっきりさせておくと選びやすくなります。

色は住宅の外壁やカーポートと合わせると、まとまりが出ます。見積もりを取るときは、本体価格だけでなく、撤去費や土間の補修費まで含まれているかを確認しましょう。総額で比べることが大切です。

設置後に開閉や安全性を確認して引き渡し完了

工事は柱を立てるコンクリートの固まり具合にもよりますが、1~2日程度が一般的。設置が終わったら、引き渡しの前に必ず自分で動かしてみてください。

確認したいのは、開閉が重くないか、閉めたときにきちんと施錠できるか、落し棒が地面の穴に収まるかという点。

あわせて、台風のときの扱い方や、日ごろの手入れの方法も聞いておくと安心です。保証の内容と期間も、このタイミングで書面を受け取っておきましょう。

エクスショップのおすすめアコーディオン門扉

ここからは、エクスショップで扱っているアコーディオン門扉の中から、目的別に4つ紹介します。

【Value Select】トリップゲートⅡ 1型 シンプル ノンレール 片開き


「トリップゲートⅡ 1型 シンプル ノンレール 片開き」は、エクスショップのオリジナル商品。工事費込み84,800円からと、価格の面でいちばん手が届きやすい門扉です。

格子の間隔を広めに取った2クロス構造で、閉めていても圧迫感が出にくいつくりで、幅は1,119mmから3,631mmまで9段階、色は5種類から選べます。

地面にレールを敷かないため、車の出入りで段差を感じることもありません。鍵は本体に付いておらず、市販の南京錠を使う仕様です。

【LIXIL】アルシャインⅡ L型 Aタイプ ノンレール 片開き

「アルシャインⅡ L型 Aタイプ ノンレール 片開き」は、LIXILの伸縮門扉です。ゆるやかな曲線を描くL型の形が特徴で、外構全体の印象をやわらかくまとめてくれます。

大きなクロス設計のため、閉めていても抜け感があり、開け閉めも軽い力で行えるつくりで、幅は1,408mmから4,708mmまで対応し、色は住宅に合わせやすい5色展開。

工事費込みで118,300円からと、LIXILの中では手ごろな価格帯です。メーカー保証と工事保証の両方が付く商品でもあります。

【Value Select】トリップゲートⅡ P型 ペットガード付き ノンレール 片開き


「トリップゲートⅡ P型 ペットガード付き ノンレール 片開き」は、下部に細かい格子を追加した仕様の門扉です。

門扉の下の隙間が51mmに抑えられており、小型犬や猫がすり抜けにくくなっています。外からのら猫が入り込むのを防ぐ目的でも使えるつくりです。

幅は1,305mmから6,193mmまで27段階と選択肢が広く、広い間口にも対応します。色は3種類。工事費込み120,200円からで、ペット対策として庭に別の柵を立てるより、まとめて解決できる方法といえるでしょう。

【LIXIL】伸縮門扉QA HG型 ハンガータイプ 片開き

「伸縮門扉QA HG型 ハンガータイプ 片開き」は、キャスターもレールも使わないハンガータイプ。地面に触れる部品がないため、砂利敷きや傾斜のある場所でも設置でき、床の仕上げを自由に選べます。

風速34メートルの強風に耐える設計で、台風の多い地域でも使える門扉です。ステンレス製の落し棒と、引き寄せながら固定する二重の錠を備えています。

片開きで最大4,090mmまで開けられるのも強み。工事費込み209,300円からと価格は上がりますが、条件の厳しい敷地ではとくにおすすめです。

上手にスペースを活用した家づくりをしよう!

アコーディオン門扉は、限られた敷地を無駄なく使いたい家に向いた選択肢です。開けても場所を取らず、費用も抑えられ、防犯の面でも役立ちます。

一方で、風への弱さや手入れの手間、たたんだ本体を置く余裕といった条件は、設置前に確認しておく必要があります。

大切なのは、自分の敷地の条件を正しく把握したうえで商品を選ぶこと。幅、地面の状態、風の強さ、家族構成などを整理してから相談すれば、迷わず決められるでしょう。

まずは現地を見てもらうところから始めてみてください。

 

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