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テラス屋根 特殊納まり解剖(2)出幅違い

特殊納まりを考えるシリーズ。今回は【出幅違い】を採り上げます。

 

リウッドデッキ 200+リウッドステップ5型 Sタイプ(2段)×1セット

リウッドデッキ 200+リウッドステップ5型 Sタイプ(2段)×1セット

 

こちらは、建物側に出入隅がある現場。

ウッドデッキが出幅違いの状態で仕上がっていますが、

例えばここに、端から端までテラス屋根をつける場合、

建物側の段差に合わせて、屋根を加工する必要があります。

これが【出幅違い納まり】です。

 

出幅違いには、2種類あります。

ひとつは、先の写真のように段差のある建物に取り付ける【躯体側出幅違い】。

もうひとつは、出幅の異なる商品を併せて施工する【前枠側出幅違い】です。

 

YKKAP ソラリア 特殊納まり

YKKAP ソラリア 特殊納まり

 

躯体側でやってみるには

 

まずは、建物側に段差がある場合。

 

1

 

こんな感じで、長方形のテラス屋根を、建物の形に合わせてカットします。

必要になるのは主に、

 

・入隅部分にしっかり固定する部品

 

です。

 

こういうと身もフタもない言い方ではありますが、

テラス屋根を建物に固定する機能を持っているのは、

【垂木掛け】という、建物側の屋根の端の部分一列のみです。

入隅部分を建物に固定しようとする場合、そのままでは建物に固定することはできません。

 

垂木、という部品を間に挟むのですが、

垂木を横から固定するために、新たに部品を追加して対応することになります。

これが”しっかり固定する部品”という所以です。

 

あとは、サイズを合わせる出幅カット加工で仕上げていきます。

 

前枠側は?

 

一方、建物とは反対の方。

前枠側で対応する場合は、もっとシンプルになります。

 

・2セットの屋根の間を雨仕舞いする部品

 

さて、どういうことでしょうか。

 

1

 

出幅の違う2つテラスを、建物側のスタート位置を揃えて設置する場合は、

2セットを決まった間隔で施工して、2セットの間に、

隙間から雨が落ちてこないように覆う部材を取り付ける対応になります。

 

近づけて施工して、間を埋める。そんな感じですね。

 

 

まとめ

テラス屋根の出幅違い加工ですが、比較的よく相談を頂くように思います。

出幅違いについては、建物側でも前枠側でも屋根の形を問いませんので、

フラットでもアールでもOK。

 

特殊納まり界隈でも比較的、追加する部材の費用はそこまで高額でもないので、

こんな建物の形、大丈夫かな・・・というようなご相談があれば、お気軽にお聞かせいただければと思います。

 

屋根を付けたい場合はまず、希望のままに、ここからここまで!と。

お打合せの際、お気軽にお伝えくださいませ。

 

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