最終更新日 2024年3月4日

賢く選ぶ・上手に使いこなすための テラス屋根の基礎知識

施工事例で紹介する、テラス屋根の使い方と選び方。

テラス屋根の取り付け時の注意点
【広さ・出幅・設置方法】

3. 取り付けたい場所の間口を確認

建物(外壁)とテラス屋根が接する部分の長さをご確認ください。取付位置に雨樋やシャッターの格納ボックス、クーラーのダクトなどがあると、屋根を加工しなければならないケースがありますので、現場調査の時にプロの施工士が確認します。

3. 取り付けたい場所の間口を確認

3. 取り付けたい場所の間口を確認

4. 取り付けたい場所の出幅を確認

建物(外壁)から垂直にどれだけ出幅が必要かをご確認ください。お庭の形や、雨を防ぎたい範囲、洗濯物を干す量に合ったスペースなどを考慮して、出幅を決めるようにしてください。テラス屋根の先が敷地から出るような時は、屋根を切り詰める(カットする)必要があります。

4. 取り付けたい場所の出幅を確認

4. 取り付けたい場所の出幅を確認

5. 取り付けたい高さを確認

屋根の下で実施したいことを予め想定して、テラス屋根の高さを決めてください。ご家族の方の身長や、利用目的によっては高すぎたり低すぎたりしないようご注意ください。また、将来的にウッドデッキを設置する予定がある時などは、高い位置に設置して頂くことをおすすめします。

5. 取り付けたい高さを確認

5. 取り付けたい高さを確認

6. 隣家への配慮

お隣さまとの境に設置する時は、雨や雪がお隣の敷地に落ちたりすることがあるので注意しましょう。そのような時は事前にお声掛けいただくなど、ご近所さんへの配慮を忘れないようにして頂くと、設置後のトラブルを回避できます。フラットタイプの屋根で、できるだけ屋根の傾斜を少なくして頂くと、勢いよく雨や雪が落ちることを軽減できます。また、越境して設置することはできません。越境する時は屋根を切り詰める事で設置できるケースがあるのでご相談ください。

6. 隣家への配慮

6. 隣家への配慮

7. 躯体(建物)への屋根の固定

躯体(建物)の構造や外壁によっては、屋根を固定できないケースがあります。そのような時は独立型のテラス屋根や、サイクルポート・カーポートを代用することも可能です。構造や外壁が原因で取り付けられない、または建物に穴を開けて固定したくない、といった場合は独立型のテラス屋根をご提案させて頂きますので、ご相談ください。

7. 躯体(建物)への屋根の固定

7. 躯体(建物)への屋根の固定

8. テラス屋根への落雪にご注意ください。

屋根や2階以上のバルコニー・ベランダ屋根から1階のテラス屋根へ落雪すると、屋根が抜けたり破損する恐れがあります。テラス屋根の設置位置の上側にご注意頂き、落雪する可能性がある時は考慮のうえ、商品の選定と位置の調整を行ってください。また、雪が降った時は早めに雪下ろしをして頂きますよう、お願い致します。

8. テラス屋根への落雪にご注意ください。

8. テラス屋根への落雪にご注意ください。

9. 障害物の有無や敷地の形状をご確認ください。

設置予定場所に、障害物が無いかをご確認ください。壁に屋根を固定する時に、クーラーのダクトや雨樋があると、加工することで取り付けることができます。また、敷地の形状によっては、切り詰めなどの加工が必要になることがあります。お客様の想像と異なる設置にならないよう可能な範囲で結構ですので、予めご確認ください。

9. 障害物の有無や敷地の形状をご確認ください。

9. 障害物の有無や敷地の形状をご確認ください。

ページトップへ