狭小地や変形地にもぴったり！柱なしタイプのテラス屋根

お庭や玄関先にちょっとした屋根スペースがあると、日々の暮らしが快適になります。「テラス屋根」はそんな屋根スペースをかなえるのに最適な、後付けエクステリアの中でも人気の高い商品です。

しかし、狭小地ではテラス屋根の柱を建てる場所が確保できない場合も…。そんな時には、「柱なしタイプのテラス屋根」を検討してみましょう。【イエソト広報・中尾】

一般的なテラス屋根と柱なしテラス屋根の違い

テラス屋根は、一般的には2本の柱と外壁への屋根の固定で支える形で設置します。

Value Select プレシオステラスR型　テラスタイプ単体

柱なしテラス屋根は、その名の通り「柱」がありません。外壁への屋根固定のみで支える構造になっています。スペースの限られたバルコニーやベランダに設置されることも多いので、「バルコニー屋根」「ベランダ屋根」「ルーフ型」などという名称で販売されているものもあります。

LIXIL スピーネF型　ルーフタイプ

柱なしテラス屋根のメリット

狭小地にもぴったり

柱を建てるためのスペースが要らないので、狭小地や変形地にも適しています。お庭に干渉物があって柱が建てられない場合にも！

柱なしテラス屋根なら、勝手口や裏庭など、限られたスペースにもぴったり！

見た目すっきり

柱がないので見た目すっきり。窓からの景観を損なうこともなく、おしゃれなお庭の印象そのままです。

LIXIL　スピーネF型ルーフタイプ

自転車の乗り入れがしやすい

柱がないので、自転車の乗り入れや荷物の運び入れもスムースです。お子さんの自転車置き場にもぴったり。隣家との間のちょっとした通路も有効活用できますね。

柱がないから自転車の乗り入れもラクラク！

柱なしテラス屋根のデメリット

コストがかかる

一般的な柱のあるテラス屋根よりは、価格が高めのものが多いです。

サイズが限られる

柱がない分、強度の問題もあって対応できるサイズが限られています。

パネルが取り付けられない

テラス屋根にはオプションで前面パネルを取り付けることができます。お住まいの目隠しとしてパネルを一緒にご注文される方も多いです。ただし、パネルは柱部分に固定するものなので、柱なしテラス屋根には取り付けることができません。

テラス屋根＋前面パネルで程よく目隠し。柱なしタイプにはパネルは設置できません。

建物や外壁の構造によっては設置できない場合も

建物の外壁に直接固定するため、設置できるかどうかいくつか条件があります。

取付できる構造は「木造在来工法」「2×4工法」「RC」「軽量鉄骨造」です。「重量鉄骨造」には取り付けられません。また、ALCやタイル・レンガ貼りの外壁では、割れや欠けが発生するため設置が難しい場合もあります。

設置条件を満たす建物であっても、ハウスメーカーの保証の問題で工事自体ができない場合もあります。（詳しくはお問合せ下さい）

柱なしテラス屋根なら狭小地にもピッタリ！

省スペースで取り付けられる「柱なしテラス屋根」は、狭小地にや変形地、干渉物のある場所にもぴったりです。見た目すっきりで圧迫感もなく、お部屋からの景観も邪魔しません。

お洗濯物を干したりお子さんを遊ばせたり自転車を収納したり…ちょっとした屋根スペースで暮らしをもっと快適にしませんか。