狭小地のテラス屋根は”柱無し”タイプがオススメ！

投稿日：2022年9月5日更新日：2022年7月15日

お洗濯もの干し場や家族団らんの場としても人気のテラス屋根。後付けするのであれば、柱をたてるためのある程度のスペースが必要です。狭小地へ設置すると、柱が邪魔で使いづらいスペースになってしまうかもしれません。でもご安心ください。テラス屋根には”柱無し”タイプがあります。【イエソト広報・中尾】

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一般的なテラス屋根と”柱無し”テラス屋根

後付けのテラス屋根は、一般的にこのような形が多いと思います。外壁に屋根を固定し、2本の柱で支える構造です。

一般的な柱タイプのテラス屋根

屋根を外壁に固定せず、柱だけで建てられる”独立タイプ”もあります。

フーゴF 独立テラスタイプ単体積雪～20cm対応

一方、”柱無し”タイプのテラス屋根は、その名の通り柱がありません。外壁への固定のみで設置できるようになっています。

テラス屋根ではなく「バルコニー屋根」「ルーフタイプ」などと表記されていることもあります。

LIXIL スピーネF型　ルーフタイプ

柱を立てるためのスペースが不要なので、狭いスペースであっても最大限に有効活用できます。

玄関前、隣家との間など限られたスペースであっても設置できます。

LIXIL　スピーネF型　ルーフタイプ

柱がない分、視界がすっきりとして開放的な印象です。

LIXILスピーネF型　ルーフタイプ

“柱無し”テラス屋根は、自転車置き場としてもオススメ。干渉する柱がない分、自転車の乗り入れもスムーズにできます。

YKKAP ソラリア　F型　フールタイプ。柱を建てる十分なスペースがなくても、柱なしタイプのテラス屋根ならすっきり！

すっきりと開放的で、狭小地だけではなく十分にスペースがある場合にもおすすめの”柱無し”タイプですが、一般的なタイプにはないデメリットもいくつかあります。

一般的なタイプのテラス屋根に比べると、価格設定が少し高めです。

柱がなく屋根だけを支える構造になっているため、対応できるサイズに限界があります。あまり大きな屋根は設置できません。

一般的なテラス屋根には、オプションで前面パネルを取り付けることができます。こうすることで程よい目隠しに。お洗濯もののプライバシー確保や気になる隣家からの視線カットなどにも役立ちます。

“柱無し”テラス屋根には、このパネルを取り付けることができません。

テラス屋根＋前面パネルで程よく目隠し。柱なしタイプにはパネルは設置できません。

“柱無し”テラス屋根は外壁への固定工事が必須です。そのため、外壁の構造の問題やハウスメーカーの保証の問題などで工事ができない場合には、設置できません。

“柱無し”テラス屋根なら、狭小地にも設置可能。見た目もすっきりと開放的で、自転車などの乗り入れもスムーズです。

コストがかかる、サイズに限界がある、オプションのパネルを設置できないなどのデメリットはありますが、敷地を最大限に有効活用するのなら、断然オススメです！

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