パーゴラってなに？選び方やおしゃれな庭の設置事例・ポイントを解説！

パーゴラで庭をおしゃれにしたい！

パーゴラは、庭をおしゃれに演出する建造物です。
庭のデザインに力を入れている方のなかには、パーゴラの設置を検討しているケースも多いのではないでしょうか。

この記事では、パーゴラについての解説や、おしゃれなパーゴラ、設置事例、パーゴラの選び方などを解説します。
パーゴラの設置を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

パーゴラってなに？

パーゴラは庭やテラスなどの屋外空間に設置されるもので、柱と梁で作られたフレーム状の屋根が特徴です。
一般的に屋根は開放的で、完全に覆われていないことが多く、つる性植物を絡ませたり、布やカーテンを使用して装飾したりします。
パーゴラはガーデニングや屋外のリラックススペースとして人気があり、庭をおしゃれに演出するためのデザイン要素としても使われます。

パーゴラの種類とは？

パーゴラの種類は、主に「独立型」と「壁付け型」の2つに分けられます。
どちらが空間や用途に適しているのか確認してみましょう。

独立型

4隅に柱があり、パーゴラだけで独立するのが「独立型」です。
設置場所を問わないため、お庭の構造やガーデニングプランに合わせて自由に配置できます。
公園などでも多く見かけるでしょう。
独立型は設置場所の融通が利く一方、設置には大掛かりな工事が必要な点と、柱の本数に応じて費用がかかってくる点には要注意です。

壁付け型

その名の通り、建物の壁に取り付けるのが「壁付け型」です。
壁がないと設置できないため場所は限られますが、大掛かりな工事が必要なく、柱が不要なぶん費用を浮かせられるのがメリット。
ただし、パーゴラの素材によっては、撤去時に取り付け部へのダメージが加わり、補修費などがかかる可能性もあります。

パーゴラに使われる素材

パーゴラに使われる主な素材には、アルミ・プラスチック・木材・アイアンが挙げられます。
それぞれ特徴が異なるため、一つずつチェックしてみましょう。

アルミ

壁付け型に多いのがアルミです。
サビに強く、メンテナンスの手間がほとんどかかりません。
アルミに木目調の加工を施したデザインが特に人気です。
ただし、デザインによっては無機質な印象を与えやすく、費用も高くなる傾向にあることは覚えておきましょう。

樹脂製

主にプラスチック素材でできているものを樹脂製と呼びます。
白っぽい色が多く、洋風や欧風の庭をよりおしゃれにすることが可能です。
軽く扱いやすいのもメリットですが、加工性は高くありません。
紫外線にもあまり強くないため、設置場所はよく考えた方が良いでしょう。

木材

どんな庭にもマッチしやすく、加工性にも優れているのが木製です。
特に天然木のパーゴラは、ナチュラルな風合いと雰囲気が人気を呼んでいます。
しかし、天候の影響を受けやすく、雨や雪などで劣化しやすいのはネックです。
シロアリ対策を含め、日々のメンテナンスが欠かせません。

アイアン

線が細く、おしゃれな見た目なのがアイアン製。
エレガントなデザインが多く、設置すれば空間がイングリッシュガーデンに早変わりします。
加工しやすく、価格が手ごろなのもポイント。
ただし、サビやすいため、サビ止めなどの対策は必須です。

おしゃれなパーゴラを設置するメリット

実際にパーゴラを設置することで、どのような恩恵を受けられるのでしょうか。
ここからは、設置のメリットを4つご紹介します。

庭をおしゃれに演出できる

最大の魅力は、なんといってもその洗練されたデザイン性です。
シンプルな庭であっても、パーゴラを一つ設置するだけで一気におしゃれな空間へと変化します。
例えば、木製パーゴラなら温かみのあるナチュラルな雰囲気を、アルミ製なら現代的でスタイリッシュな印象を与えてくれるでしょう。
さらに、バラやクレマチス、ぶどうなどを這わせれば、まるで海外の庭園のような優雅な空間が完成します。

日焼けや雨除け代わりになる

パーゴラのもう一つの重要な機能が、適度な日陰を作り出せることです。
格子状の屋根構造により、強い日差しを和らげながらも、程よい光を通してくれます。
それでいて、小雨程度ならしのぐことも可能です。
ただし、注意したいのが、パーゴラは完全な屋根ではないということ。雨や強い日差しを100％遮ることはできません。
それでも、夏の強烈な紫外線から肌を守ったり、ガーデニング作業時の熱中症対策になったりするのは強みでしょう。

目隠し効果もある

意外に知られていないのが、パーゴラの目隠し効果です。
特に隣家との境界線付近に設置すれば、視線を遮る役割も果たしてくれます。
格子状の構造は、完全に視界を遮るのではなく、適度な透け感を残しながら視線をぼかしてくれるのが特徴。
圧迫感を与えることなく、プライバシーを確保できるバランスの良さが魅力的です。
さらに植物を絡ませることで、より自然な目隠し効果を得られます。

屋外リビングとして活用できる

パーゴラの最も価値ある活用法が「屋外リビング」としての利用です。
リモートワークの普及により、家で過ごす時間が長くなった今、庭での時間をより充実させたいと考える人が増えています。
パーゴラの下にテーブルセットを置けば、まるでカフェのテラス席のような素敵な空間が完成。
朝のコーヒータイムや夕食後のひととき、友人を招いてのバーベキューなど、さまざまなくつろぎシーンで活躍してくれるでしょう。

おしゃれなパーゴラ7選

ここからは、実際のおしゃれなパーゴラを7商品ご紹介します。
それぞれの特徴も解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

エバーエコウッド パーゴラ

エバーエコウッド パーゴラは、シンプルなデザインが特徴です。
自然な風合いで庭に溶け込み、つる性植物を絡ませることでおしゃれな空間を作り出せます。
サイズ展開が豊富で、グリーンカーテンとして利用することもできるため、日陰のある休憩スペースを作る際にも最適です。

ダブルアールパーゴラ

ダブルアールパーゴラは、サイドが格子状で、つる性植物を絡めやすいデザインが特徴のパーゴラです。
上部はアーチ形で、見た目も美しいですよね。
ガーデニングを楽しみながら、庭をおしゃれに演出することができます。

トレメッシュ ストレートパーゴラ

トレメッシュ ストレートパーゴラは、トレメッシュを使用しており、植栽を密に育てることができるパーゴラです。
グリーンカーテンとして目隠し効果もあり、庭やテラスでの利用に最適です。
バラなどの植物を育てる際に特に適しており、壁沿いに設置できるスリムなデザインが魅力の1つ。
5色の本体カラーから選べるため、庭のデザインに合わせてコーディネートができますよ。

ファンパーゴラ

ファンパーゴラは、180度に開いたユニークなデザインが特徴のパーゴラです。
アルミ製で耐久性があり、長期間使用できる点も特徴的です。
庭に設置することで、見た目にも美しく、快適な休憩場所を作り出せます。

トレメッシュ ダブルアールパーゴラ

トレメッシュ ダブルアールパーゴラは、アルミ製で耐久性が高く、雨にも強い商品です。
サビにくく、長期間美しい状態を保つことができます。
カラー展開も豊富であるため、庭のデザインにもマッチしやすいでしょう。

トレメッシュ ストレートパーゴラ 横連棟

トレメッシュ ストレートパーゴラ 横連棟は、5色の本体カラーと4色のトレメッシュから選べる商品で、お家やお庭の外観に合わせたコーディネートが可能なパーゴラです。
壁面に沿って設置することで、グリーンカーテンとして活用することも可能です。
フェンスや外壁と異なり、圧迫感がなく、季節感を楽しみながら目隠し効果を発揮することもできますよ。

 

ダブルパーゴラII

ダブルパーゴラIIは、格子が付いており、つる性植物を絡ませやすく、美しいグリーンカーテンを簡単に作れるパーゴラです。
植物を上に成長させることで庭に立体感が生まれ、より魅力的なお庭空間を作り出せます。
また、布を設置することで簡単に日陰を作ることができ、快適なガーデンスペースとしても利用可能です。

おしゃれな庭の設置事例10選

ここからは、実際にパーゴラを設置したおしゃれな庭の設置事例を5つご紹介します。
パーゴラの設置を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

おしゃれなパーゴラ設置事例1

タカショー「パーゴラ・ポーチ 壁付け＋壁付け用ロープ式開閉シェード（シェードネット）」の設置事例です。
布を取り付けて、快適なお庭空間を演出していますね。
太陽を避け、涼しいお庭でゆったりとくつろぎたい方にぜひ真似して欲しい設置事例です。

おしゃれなパーゴラ設置事例2

タカショー「トレメッシュ ダブルアールパーゴラ」の設置事例です。
お庭やお家の外観ともマッチし、おしゃれな印象にまとまっています。
植物などを絡ませることで、さらにおしゃれな空間を演出することができるでしょう。

おしゃれなパーゴラ設置事例3

YKKAP「リレーリア パーゴラ 単体 積雪〜20cm対応」の設置事例です。
ウッドデッキに沿って設置することで、快適なテラス空間を演出することも可能。
お家やウッドデッキともマッチするカラーで、おしゃれにまとまった雰囲気となっていますね。

おしゃれなパーゴラ設置事例4

タカショー「【特注】パーゴラ・ポーチ 壁付タイプ」の設置事例です。
スタイリッシュなデザインのパーゴラでお庭の印象がおしゃれに演出されています。
ウッドデッキのカラーとの調和も整っており、デザイン面だけでなく快適さも追求したテラス空間となっていますね。

おしゃれなパーゴラ設置事例5

YKKAP「リレーリア パーゴラ サンシェードカーテン付き」の設置事例です。
パーゴラを設置することにより、お庭の存在感を強調しながらも、お家やお庭の景観は損なわない素敵な空間を演出できています。
カーテンを設置することで、日差しを避けられる快適な日陰を作り出すことも可能です。

おしゃれなパーゴラ設置事例6

YKKAP「リレーリア パーゴラ」をブラウンカラーで設置した埼玉県の事例です。
間口3,640mm、出幅2,670mmのサイズで、既存のテラス空間に見事に調和しています。
お客様からは「テラスの使い勝手を損なわずにシェードが取り付けられるようになり、隣地との目隠し効果も得られて快適になった」とご満足いただいております。
開放感を保ちつつ、プライバシーを確保したい方には理想的な設置例といえるでしょう。

おしゃれなパーゴラ設置事例7

タカショー「ポーゴラ・Ｊ／ＥＵポーチ 壁寄せタイプ」のブラウンエボニーカラーを採用した茨城県の施工事例です。
間口2,699mm、出幅1,850mmのコンパクトなサイズながら、既存のウッドデッキとの色合いが絶妙にマッチしたおしゃれで美しい仕上がりになっています。
お客様からは「庭がお洒落になり、真夏でもクーラーなしで過ごせるようになった。雨の日もデッキでお酒が楽しめる」といった嬉しいご感想をいただいており、機能性とデザイン性を両立させた成功例として注目されます。

おしゃれなパーゴラ設置事例8

YKKAP「リレーリア パーゴラ」を設置した岐阜県の事例です。
間口2,730mm、出幅2,670mmの正方形に近いプロポーションが特徴的で、カラーはおしゃれなショコラウォールナットを選択されました。
住宅の優しいナチュラルな外壁色と絶妙にマッチしています。
四隅に専用金具を取り付けることで、市販のサンシェードが簡単に設置できるよう工夫し、実用性も十分に考慮された設計となっているのがポイントです。

おしゃれなパーゴラ設置事例9

千葉県で施工された、YKKAP「リレーリア パーゴラ 独立式」プラチナステンカラーの事例です。
間口3,640mm、出幅2,670mmの大型サイズで、明るい陽射しが差し込むウッドデッキ空間に堂々とした存在感を示しています。
天然木のような温もりを感じられるデッキ材との組み合わせがおしゃれで、ご家族がゆったりと寛げる心休まる空間を演出しました。リピーターのお客様ということもあり、品質への信頼と満足度の高さが窺えます。

おしゃれなパーゴラ設置事例10

YKKAP「リレーリア パーゴラ サンシェードカーテン付き」の、ブラウンカラー仕様による千葉県の設置事例です。
間口3,640mm、出幅2,670mmの広々としたサイズで、サンシェードカーテンが強い日差しを程よく遮りながら、四季の変化を肌で感じられる素敵な屋外空間を実現しています。
お客様からは「大変満足な仕上がり」とのお声をいただき、丁寧な施工も高く評価されました。
カーテン機能により快適性がさらに向上した、実用的な事例といえるでしょう。

おしゃれなパーゴラの選び方・ポイント

ここまで、おしゃれなパーゴラや実際の設置事例をご紹介しました。
最後におしゃれなパーゴラの選び方やポイントを解説します。
パーゴラの設置を検討している方は、商品を決める前に、ぜひチェックしてくださいね。

家や庭の雰囲気とマッチさせる

パーゴラを選ぶ際は、家や庭全体のデザインや雰囲気に合わせることが重要です。
素材や色調を住宅の外観や庭のテーマに合わせることで、統一感のあるおしゃれな空間を作り出すことができます。

どんな植物とマッチするのかも意識する

パーゴラに絡ませる植物を意識した選び方の重要なポイントです。
バラやアイビーなどのつる性植物は特に相性がよく、美しいグリーンカーテンを作れます。

また、季節ごとの花を選ぶことで、パーゴラ全体が華やかになり、庭全体に四季折々の彩りが加わります。
植物の成長速度やメンテナンスも考慮したうえで、理想のパーゴラを選択することが重要です。

サイズや素材、設置場所は要チェック

パーゴラのサイズや素材選びも大切です。
小さな庭にはコンパクトなサイズを選び、広いスペースには大きめのパーゴラが映えます。
アルミや木材など、耐久性やメンテナンスの手軽さも素材選びのポイントです。

また、設置場所によって日差しの当たり方や風通しが変わるため、快適なスペースを確保するためにも位置をしっかり検討しましょう。

パーゴラの設置でおしゃれな庭をつくろう！

パーゴラを設置することで、お庭をさらにおしゃれで快適な空間に魅せることができます。
本記事で紹介した商品や設置事例、おしゃれなパーゴラの選び方を参考に、ぜひあなたのお庭にマッチしたパーゴラを選択してみてくださいね。