最終更新日 2025年8月15日
プラメイクEⅡ 4つの魅力
窓は室内で熱の出入りが一番多い場所。室温を保つには、冬は外の寒さを遮断し夏は涼しい空気を逃がさないこと。四季を通して、快適には窓の断熱対策が絶対条件になります。
熱は窓から逃げ出す、入り込む。
出典:一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会 HPより
涼しさや暖かさは、窓やドアからどんどん逃げていきます。冬の暖房時には家全体の約58%もの熱が窓やドアから外へ流れ出ています。また、夏に窓やドアから入り込む熱は家全体で約73%に達します。
快適な温度を保つしくみ
窓からの熱の流出入を抑えればエアコンの効きがアップします。冬は寒さを入れにくく、夏は涼しさを逃がしにくくなるため、冷暖房コストの節減に貢献します。プラメイクEⅡを取り付けることで、既設外窓との間に生まれた中間空気層と、熱が伝わりにくい樹脂が外気と室内を遮断し、高い断熱効果を発揮します。
室内側窓表面温度の比較
〈三協アルミ社試験条件〉室内温度20℃、室外温度0℃/外窓:アルミ製単板ガラス(5mm)引違い窓/内窓:プラメイクEⅡ単板ガラス(5mm)引違い窓
内窓設置時の断熱性能(熱還流率)
下の表は、国立研究開発法人建築研究所ホームページ内「平成28年省エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能の評価に関する技術情報(住宅)」に基づいた外窓(金属製建具)+プラメイクEⅡ(樹脂製建具)のガラス仕様の組み合わせによる熱貫流率の値です。この数値が低いほど室内の暖気(冷気)を外に逃しにくく、冷暖房が効果的に機能します。
表.外窓および内窓のガラス仕様別熱還流率
内窓設置時の断熱性能(日射熱取得率)
先の熱還流率と続き、こちらは外窓(金属製建具)+プラメイクEⅡ(樹脂製建具)のガラス仕様の組み合わせによる日射熱取得率の値です。日射熱取得率が高いほど日射熱を室内に取り入れることができ、低いほど日射熱を遮蔽することができます。
表.外窓および内窓のガラス仕様別熱還流率
内窓の設置で大きな省エネ効果
プラメイクEⅡを取り付けることで、窓からの熱の出入りを大幅に抑え断熱性がアップします。断熱性に優れた住まいはエアコンの効きが良くなるので、冷暖房費の節約に期待がもてます。
年間電力消費量(冷暖房)
年間灯油消費量(石油ストーブ)
●計算ソフト:「AE-Sim/Heat」 ● 計算地点:3地域 盛岡(拡張アメダス気象データ2020年版標準年を使用)/(株)気象データシステム ●エネルギー消費量算定方法:国立研究開発法人 建築研究所ホームページ内「平成28年省エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能の評価に関する技術情報(住宅)」に基づきエネルギー消費量、暖冷房金額に換算。 ● モデル:IBEC「平成25年省エネ基準に準拠した算定・判断の方法および解説Ⅱ住宅」の寒冷地モデル(2階建/延べ床面積120.08u、間口部面積:25.3u) ●スケジュール:在室者および住宅設備の運転条件は「住宅事業建築主の判断基準」(4人家族)による ●暖冷房機器と運転条件:エアコン・灯油FF暖房機 間欠運転 暖房20℃、冷房27℃ 湿度60%(就寝時28℃) ●住宅断熱仕様と窓:[改修前]昭和55年省エネ基準適合レベル(換気回数1.5回/h)/アルミサッシ+単板ガラス [改修後]昭和55年省エネ基準適合レベル(換気回数1.0回/h)/アルミサッシ+単板ガラスにプラメイクEⅡ(複層)を設置(9窓) ●遮蔽物:全19窓のうち居室の窓(8窓)にレースのカーテン、和室の窓(1窓)に内障子を設置 ●窓の性能値:熱貫流率 サイズ別のJIS計算 日射熱取得率 サイズ別のJIS計算
※建物の構造、住まい方の条件により同様の効果が得られない場合があります。