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お庭づくりに役立つ、3つの外構スタイルとその選び方

外構づくりを検討するとき、お庭や建物を”見せる”のか”隠す”のか、どういったスタイルでまとめるか方向性を決める必要があります。

外構スタイルには大きく分けて、「オープン」「クローズド」「セミクローズド」の三つがあります。【イエソト広報・中尾】

◆3つの外構スタイル

外構の三つのスタイルには、それぞれに特徴があります。

どれがいいとは一概には言えませんが、メリット・デメリットを比較して、どのスタイルが合っているかを考えましょう。

 

オープン外構

門扉やフェンスなどで囲わずに、ミニマムに仕上げるのがオープン外構です。

自慢のマイホームの外観や植栽が目立つので、お手入れにも気合が入りそうですね。

囲うものがない分、お庭に出ているときにご近所の方々とのコミュニケーションを取りやすいというメリットもあります。

モダン住宅のモダンさをさらに強調するオープンタイプの外構。

シンプルながら機能的なオープン外構

一方で、敷地の境界線が分かりにくく外部から侵入されたり、お子さんやペットが道路へ飛び出したりする危険性もあります。

 

 

クローズド外構

クローズド外構は、門扉や塀などでお住まいを囲い、プライバシーをしっかりと確保するスタイル。見た目に重厚感や高級感も生まれます。

道路や隣家からの人目を気にすることなく、リビングのカーテンを開けて過ごしたりお庭でリラックスしたりできます。

外部から侵入されにくく、お子さんやペットの飛び出しも防げます。

プライバシーを守るクローズド外構。お子様やペットの飛び出し防止にも。

プライバシーを守るクローズド外構

しかし、外から見えにくい死角ができるため、万が一不審者の侵入があった場合には隠れ場所ができてしまうというデメリットも。

センサーライトや防犯砂利、セキュリティシステムなどの活用も併せて考えておきましょう。

 

また、閉鎖的で圧迫感のある仕上がりにならないよう、フェンスの高さを考慮したり、抜け感のあるデザインを取り入れたりするのもお勧めです。

 

こちらのフェンスは、向かって左手にはしっかりと視線を遮る目隠しタイプ、右手には横板タイプを組み合わせてあります。

横板の隙間から採光性や通風性を確保できるだけでなく、見た目にも程よい抜け感が生まれ、圧迫感のない仕上がりになっていますね。

Value Select モクアルフェンス

Value Select モクアルフェンス

 

セミクローズド外構

オープンスタイルとクローズドスタイルのいいとこどり!

一部だけを隠したスタイルをセミクローズド外構(またはセミオープン外構)といいます。

必要なところだけを隠すので、コストが抑えられ見た目も程よい解放感に。

開放的なオープン外構、プライバシーを守るクローズド外構の中間が「セミクローズド外構」

開放的なオープン外構、プライバシーを守るクローズド外構の中間が「セミクローズド外構」

ただし、上手に商品を組み合わせないと、ちぐはぐでどっちつかずな印象になってしまうこともあります。

 

◆費用で選ぶ

費用で選ぶなら言うまでもなく、オープン外構一択でしょう。

 

オープン外構では、表札やインターホン、ポストや宅配ボックスなどが一つにまとまった”機能門柱”が人気です。実用的でありながら、すっきりとした印象を確保できます。

LIXIL スマート宅配ポスト 

LIXIL スマート宅配ポスト

 

選ぶ商品にもよりますが、基本的には隠したり囲ったりする箇所が増えれば増えるほどコストがかかります。当然オープン外構よりもセミクローズド外構、セミクローズド外構よりもクローズド外構の方が高くなります。

ただし、エクステリア商品は一度設置すると長く使うものです。目先のコストだけで比較するよりは、見栄えや使い勝手などを重視してスタイルを決めていく方が良いでしょう。

 

◆家族構成やライフスタイルに合わせて

お子さんやペットのいるご家庭では、道路への飛び出しが心配ですね。

急な飛び出しを防いだりご自宅をドッグランのように活用したりしたい場合には、クローズド外構が安心です。

Value Select トリップゲート ペットガード型

Value Select トリップゲート ペットガード型

 

大事なお車やバイクの盗難対策を重視したいという方にも、クローズド外構がお勧めです。

LIXIL シングルシャッターS型

LIXIL シングルシャッターS型

外構スタイルは、家族構成やペットの有無、ライフスタイルなどに合わせて選ぶことが大切です。

 

◆少しずつ追加していく方法も

最初から「クローズドスタイル」と決めて、全てをフェンスや門扉で覆ってしまうと、後から取り外すのは費用も手間もかかります。

特にこだわりがなければ、オープン外構で仕上げて後から少しずつ追加していく方法もあります。

 

フェンスや門扉などエクステリア商品は基本的に後付けできるものがほとんどです。

実際に暮らしてみて必要だと思ったら追加する、というのが賢い方法かもしれません。

 

◆まとめ

外構には、「オープン外構」「クローズド外構」「セミクローズド外構」 と大きく3つのスタイルに分けられることが多いです。

開放的・シンプルでミニマムな印象がお好みならオープン外構。重厚感や高級感を重視するならクローズド外構がお勧めです。費用面では、オープン外構<セミクローズド外構<クローズド外構 、と隠す部分が多くなればなるほど高くなるのが一般的。

外観の印象や費用だけでなく、家族構成、ペットの有無、人通りや隣家との関係も加味したうえで最適なスタイルを選びましょう。

どのスタイルで仕上げるべきか迷ったら、実際に暮らしてみてから必要な個所に少しずつ後付けしていく方法も検討してみてください。

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