事前に準備が必要なもの。
※ 水平器とボックススパナは商品に同梱されています。
スムーズに物置の組立作業を行うために、コンクリートブロックなどは事前にホームセンターなどでご購入が可能です。また、天気の悪い日や風の強い日などはケガや転倒による破損の原因になるので余裕を持ったスケジュールをお願いします。
あると便利なもの。
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脚立
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電動ドライバー
物置の転倒防止工事以外の作業は付属のボックススパナで作業が可能です。物置が大きくなるとビス数も増えるため電動ドライバーがあると便利です。また高さのある物置の場合は、高所作業が発生するので脚立があると安心です。重量物が有りますので、無理せず必要に応じて2名以上で作業を行うようにして下さい。
物置の配送時は、部品ごとに梱包されています。
物置は、床・壁・棚など部材ごとに梱包されて出荷されます。
今回ご説明するタクボ物置 グランプレステージジャスト【M-137A】は写真のような9梱包で構成されています。全梱包の総重量は74.9kg、一番重い「後壁パネル梱包」は15.8kgあります。成人男性であれば問題なく運べる重さですが畳一枚分ぐらいのサイズが有りますので、裏庭などに運ぶ場合はご注意ください。
組み立て部品にボックススパナと水平器が付属しています。
部品箱には標準で組立用の水平器付のボックススパナがつています。
別途工具を用意しなくても組み立てられるようになっていますが、インパクトドライバーなどの電動工具あれば物置のDIY・組立がスムーズに行えます。
物置の下には通気性を保つためにブロックを使用します。
今回のタクボ物置の組み立てでは4個ブロックを使用します。物置の下には通気性を保つために必ずブロックを設置してください。ホームセンターなどで販売されているコンクリートブロック・レンガなどでもOKです。地面の湿気や雨水などで物置にサビが発生することが有ります。物置の耐用年数を伸ばすためにも設置は必ず行います。
まず、設置予定場所にブロックを水平に設置します。
組み立て部品箱に入っている取付説明書を参照しながら、指定された間隔でブロックを水平に設置します。物置の設置には設置スペースの他に、物置と同じぐらいの大きさで作業を行うスペースが必要になります。作業スペースが少ない場合は、作業時・運搬時に物置を傷つけないように注意しながら組み立てが必要です。
床部材への調整用の「アジャスター」を取付けます。
床部材へ部品箱に入っているアジャスターを4つ仮固定します。この時に床面を地面に向けて、置いてしまうとキズが入ってしまうので段ボールの上などで作業するようにして下さい。
物置の水平を決める床の水平を確認します。
床の設置が完了すれば、物置の左壁の取付けを行います。
床の設置が完了すれば、次に左右の壁の取付けを行います。連結部分に溝が加工がされており、はめ込んでしまうと手を放しても自立する構造になっています。物置を1人でもスムーズに設置が可能です。
(風の強い場合などは転倒の恐れもありますので添え木などを使用し作業を行うようにして下さい。)
後1ヶ所・前2ヶ所のビスで設置します。
床板と左壁を専用のビスで連結します。タクボ物置のグランプレステージジャストシリーズは、固定に使用する1種類のため持ち替えなどの手間が少なくムズースに組み立てが出来るのが特徴です。
アンカー固定が必要な場合は、このタイミングで取付けます。
転倒防止工事を実施する場合は、このタイミングでアンカープレートを取り付けます。四隅に取付用のビス穴が有りますが、間口方向・奥行方向どちらからでも取付が可能な点はタクボ物置の特徴です。
次に左壁に近い側の後壁を取付を行います。
左壁の取付けが完了すれば、近い側の後壁を組み立てます。左右間違えて取付できないような構造をしているので取付できない場合は部材を一度ご確認ください。
続いて、中間柱を取付けます。
続いて中間柱を設置します。中間柱には上下の勝手が有ります。上側は折り曲げ加工がなく、下側に折り曲げが有ります。また、すべての部材に製造シールが貼ってありますので、上下の確認が出来ます。
(写真の番号「151112」は、2015年11月12日製造の部材を表しています)
逆側の右壁の取付を行います。
左壁と同じ要領で右側の壁も設置します。今後の作業は物置の床に乗りながら作業を行うため床には梱包で使用していた段ボールなどを利用し養生をするようにすると綺麗に設置が出来ます。
残りの後壁を取付けます。
後壁の取付も物置の内側から可能です。背面が境界ラインや建物の外壁の場合もギリギリまで近づけて設置が可能です。
左右壁のどちらかに小物の吊り下げ収納用フックを取付けます。
タクボ物置さんは標準で収納フックが付いています。左右壁どちらにでも取付が出来ます。またアルミフックは屋根を載せた後では取付ができない箇所があります。アルミフックを取り付ける場合はこのタイミングで設置するようにして下さい。耐荷重は1本当たり2kgです。箒・チリトリ掛けなどにご利用ください。
屋根と左右壁を固定する振れ留め金具を取付けます。
ツメを角穴に差し込みながらねじ止めします。このタイミングでは仮固定で留めておき、屋根を載せてから本締めをするとスムーズに物置の屋根の設置が出来ます。
屋根部分の取付を行います。
物置の屋根部分を取り付けます。屋根は奥方向へ勾配が付いて雨水は後方へ集水され、左右に流れます。
屋根には上吊り用のレールが付いています。
上レールには扉の跳ね返り防止のため、タクボさんオリジナルのヘコミ加工が両端に施されています。物置扉の締りが良くなり雨・ゴミの侵入を予防することが出来ます。
物置の骨組みが仕上がりました。
物置の骨組みが仕上がりました。残り棚を取り付けてから扉を取り付けます。
物置の棚支柱の組み立てを行います。
壁のつなぎの一番上と一番下の角穴に棚支柱取付金具を取り付けます。棚支柱にも上下があります。シールで確認するか、端から溝穴までの距離が短い方が上になります。
背面の支柱に差し込むように棚支柱横桟を取付けます。
棚支柱に棚支柱横桟を差し込むように取り付けます。上から差し込み下へ倒すだけでビスなどの固定は必要ありません。
物置の下部にも同様に棚固定金具を取付けます。
物置の床面にも同様の棚支柱固定金具を設置します。設置の際に付属の両面テープで固定しますが、今後棚方向を変更する可能性がある場合は、固定せずに置いておくことも可能です。
先ほど取り付けた金具に棚支柱を取付けます。
先ほど取り付けた金具に縦方向の棚支柱を取付ます。棚支柱にも上下があります。シールで確認するか、端から溝穴までの距離が短い方が上になります。
棚の高さ調整は用途に合わせて5cm間隔で調整が出来ます。
タクボ物置 グランプレステージジャストシリーズの棚高さは5cm間隔で調整が可能です。収納する物に合わせて高さ調整が出来ます。
棚をひっかける固定金具を取付けます。
棚を設置する固定金具をひっかけます。固定はひっかけるだけなので設置後でも簡単に調整が可能です。
棚を上から置いて設置します。後で調整しやすい固定方式です。
上から置いて棚を設置します。
棚の設置が完了しました。
物置内部の棚設置が完了しました。
今回は標準3枚(幅908mm×奥行400mm)+
ネット棚1枚(幅358mm×奥行400mm)
を設置しました。耐荷重は棚1枚当たり約70kgです。
物置の扉に上吊り用戸車を専用のビスで固定します。
タクボ物置グランプレステージジャストシリーズの扉は上吊りタイプです。土やホコリの詰まりが発生しにくくスムーズな開閉が特徴です。専用の固定アプセットネジで固定します。このネジは、設置後のズレを防ぐためにもきつく締め上げてください。
物置の屋根部分に扉つり込み用切り込みがあります。
壁のつなぎの一番上と一番下の角穴に棚支柱取付金具を取り付けます。棚支柱にも上下があります。シールで確認するか、端から溝穴までの距離が短い方が上になります。
切り込みに戸車を差し込みレールに乗せて、扉を奥側へ吊り込みます。
左扉を戸車をレール内部の角穴に差し込み、下側のガイドを内側の下レールに載せます。その後戸車を内側レール(奥側)に取り付けます。
奥扉を左側へ移動させ、手前扉を先ほどと同じ要領で吊りこみます。
内側(奥側)の扉を左側へ寄せて、外扉も同様の工程で吊りこみます。物置の鍵は、右扉の裏側に張り付けてあります。
施錠・開錠がスムーズに行えるか確認します。
扉を吊りこんだ後、閉めた状態で鍵の施錠・開錠動作がスムーズに行えるか確認します。スムーズに行えない場合は、どこかに歪みが生じている可能性があるので床面・壁面の水平・垂直を確認とります。
(左:施錠状態 右:開錠状態)
扉を閉めて、上下にスキマが生じていないか建付けを確認します。
水平垂直の確認と同時に扉を閉めた状態で上限にスキマが出来ていないか確認します。物置の扉が少し開いていると隙間から湿気やホコリの侵入につながりますので確認します。建付けが悪い場合は、戸車の取付の調整か、床板のアジャスター調整を行います。
スムーズな開閉を確認して、外れ留めに角穴へカバーを取付けます。
扉の取付時に使用した切り込みへ扉の外れを防止するために、角穴へカバーを取り付けします。
床板にあるアジャスター穴を専用の塞ぎキャップを取付けます。
床板のアジャスター用の穴を専用の塞ぎキャップで蓋をします。設置後に傾きなどが生じた場合、この蓋を外すだけでアジャスター調整ができるのもグランプレステージジャストシリーズの特徴です。
外部へ露出しているビスへ錆止めのキャップをはめます。
仕上げにビスへ錆止め・意匠キャップをはめ込んでいきます。このタイミングでビスがしっかりとしまっているか再確認を行い、閉め忘れのチェックを行います。締め忘れなどがあると物置の耐用年数に影響が有りますので確認をお願いします。
タクボ物置 グランプレステージ ジャスト が完成しました。
タクボ物置 グランプレステージジャストの組み立てが完了しました。
※梱包材(段ボール・ビニル袋)は、地方自治体の分別方法従い処分してください。