快適便利な自転車置き場をつくる５つの方法

春からの新生活。新しく通勤や通学に自転車やバイクを使い始める方も多いでしょう。毎日のように乗る自転車は、雨風や日光にさらされることで錆の発生や劣化が早まることもあります。雨の後は濡れたサドルを拭くなどの手間もかかってしまいますね。自転車置き場に「屋根」があるだけで利便性がぐんとアップしますよ。お住まいに快適な自転車置き場をつくる5つの方法をご紹介します。【イエソト広報・中尾】

◆王道サイクルポート

まずは自転車置き場専用に作られた定番の「サイクルポート」。ちょうどカーポートをそのまま小さくしたような仕様なので、しっかりと頑丈で安定感があります。柱が片側に集約された片流れタイプなので圧迫感がなくすっきりとしています。

Value Select プレシオスポート

横からの吹込みを防ぐには、側面囲いタイプが安心です。（元から囲いがついたタイプ、オプションでつけられるタイプがあります。）

LIXIL　フーゴAプラス　パーク（アーチスタイル）　パネル3面囲い

ただし、サイクルポートはがっしりとした柱をお住まいから独立して建てる必要があるため、十分なスペースがない場合などには設置が難しい場合もあります。そのような場合には次に紹介するような代用品で屋根を設けるのがおすすめです。

◆テラス屋根でサイクルポートの代用

サイクルポートの設置が難しい場所にも、すっきりと納まるのが「テラス屋根」です。建物に直接取り付けるため、お住まいと一体感のある仕上がりになります。また、サイズ展開が豊富で切り詰め加工に対応するタイプもあるため、狭小地や変形地にもすっきりと納めることができます。

Value Select プレシオステラスR型　テラスタイプ

ちょっとしたスペースを自転車置き場として利用するのには、「柱なし」のテラス屋根が便利。柱がない分、自転車の乗り入れが楽にできます。

隣家と面した場所にあるちょっとしたスペースが自転車置き場に！

◆多様な使い方ができるストックヤード

勝手口などに設置することの多い「ストックヤード」も、自転車置き場に適しています。ストックヤードは一見テラス屋根と似た形状ですが、前面の囲いがついているため横からの風雨にも強く、お住まいの目隠しとしての効果も期待できます。勝手口ごと覆ってしまえば、雨の日や暑い日のお庭への出入りも快適になりますよ。自転車で買い物に行き、そのまま直接勝手口からキッチンへ収納…といったような家事導線も考えられます。

LIXIL　ストックヤード　オープンタイプ　自転車置き場として活躍します。

◆自転車置き場つき物置

変わり種の自転車置き場。収納部と開口部に分かれた物置の開口部を自転車置き場として利用することができます。自転車やバイクのお手入れ用品を収納部にしまっておけば、効率的にメンテナンス作業ができます。屋外に収納したいものが一か所に集約されるので、見た目にも整然とした印象ですね。

タクボ物置　Mr.ストックマン　プラスアルファ

◆一時置き場にオーニング

必要に応じて開閉できるオーニングは、簡易的な一時自転車置き場として便利です。来客時などにも。台風や長時間の雨の際には畳んでおく必要がありますが、急な小雨程度なら十分に雨除けとしても活躍します。

オーニング　彩風C型　電動リモコン式

日よけ・雨よけのための屋根があれば、自転車の汚れや劣化も防げいつでも快適に乗降できます。朝から気持ちよく通勤・通学できそうですね。同じ自転車置き場をつくるにも、専用のサイクルポートからテラス屋根の代用、物置までその方法は多種多様です。エクステリアのプロがご相談に応じますので、ぜひお気軽にご相談下さい！