ペットのための災害の備え【イエソトブログ】

地震や豪雨、津波など、いつ起こるかわからない自然災害。防災グッズや食料の備蓄などで日ごろから備えているご家庭も多いでしょう。わんちゃんや猫ちゃんなどペットを飼っているご家庭では、家族のための備えと同様にペットのための災害対策もしておくことが大切です。

【イエソト広報・中尾】

◆ペットフード・飲料水の備蓄

非常時の支援は人が優先。ペットのための備えは飼い主がしっかりと余裕をもってしておくことが大切。食料や飲料水は余裕をもってを買い置きしましょう。

ちなみに、硬度の高いミネラルウォーターはペット（特に猫）に影響を与える場合もあるので、軟水を選ぶのが安心です。ペット用の保存水も市販されているのでそれを利用しても。普段食べなれているフードや、気分転換になるおやつなど、普段から多めにストックしておきましょう。

ペット用の食料や飲料水も普段から備蓄しておきましょう。

◆トイレ用品も多めに

トイレシシートも多めに備蓄しておくほか、ニオイを閉じ込めるゴミ袋も用意しておきましょう。使用済みのシートや汚物を入れるのに役立ちます。

ガラスの破損や倒壊などで家に入れない場合も想定し、物置など屋外にもストックをしておくとさらに安心です。

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◆キャリーバッグ・リード

避難する場合に必須なのがペットキャリーやケージです。避難所には多くの人が集まります。動物が苦手な方やアレルギーの方などもいるため、必ず用意しておきましょう。入るのを拒否して暴れたりすることのないよう、普段からキャリー・ケージに慣れさせておくことも大切です。リードも一緒に用意しておきましょう。

キャリーバックには普段から慣らしておきましょう。

日頃の健康管理が非常時にも役立ちます。

◆お住まいの備え

家具や飼育小屋をしっかり固定するなど、お住まいにも防災の備えをしておきましょう。ペットが脱走してしまうのを防ぐため、玄関先やお庭、駐車スペースなどにペットガードタイプのフェンスやゲートなどで対策しておくと安心です。

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◆迷子への備え

いつもおとなしい子、飼い主さんから離れない子、名前を呼べばすぐに寄ってくる子でも、災害時にはパニックに陥ってしまい普段と違った行動をとることも考えられます。脱走対策のゲートが倒れてしまい、家を飛び出して行方不明になってしまうこともあるかもしれません。どこかで保護されることがあっても、何も情報がなくては飼い主のもとへ戻るのは困難です。

そこで役立つのが、ペットの名前や飼い主の連絡先を書いた迷子札やマイクロチップです。個体情報と飼い主情報が分かれば、迷子のペットが戻ってくる可能性も高くなります。いなくなってしまった時に捜索することを想定し、ペットの写真を携帯しておくことも忘れずに。

マイクロチップは専門のところで埋め込むことができます。

◆一時預け先の確保

避難所での受け入れが困難な場合等に備え、親戚や友人など一時的にペットを預かってくれる先を決めておくと安心です。

非常時の預け先を前もって決めておくと安心です。

◆普段からしっかり躾をしておく

災害時に落ち着いて行動できるよう、普段から飼い主の言うことを聞くようにしておきましょう。無駄吠えをさせない、決まった場所で排泄させるなどの躾は、非常時にも役立ちます。

普段から無駄吠えや噛み付きをしないよう躾をしておくことも大事です。

わんちゃんや猫ちゃんも大切な家族の一員。非常時には心の癒し、支えにもなってくれるかもしれません。いざというときに大切なペットを守ってやれるのは飼い主だけです。普段からペットのための災害の備えをしておきましょう。