
事前に準備が必要なもの。
[P.2 梱包部品一覧表]
※ 水平器とボックススパナは商品に同梱されています。
部品箱 - [H1-1041]
天気の悪い日・風の強い日は部材が飛んでケガをしたり、転倒による破損の原因になるのでできるだけ避けるように工事スケジュールを組むようにして下さい。コンクリートブロック等はホームセンターで購入が出来ますので前日までにご用意ください。
あると便利なもの。
[P.2 梱包部品一覧表]
-
脚立
-
電動ドライバー
ケガ防止のため組立時は、長袖シャツや手袋などの保護具を使用してください。物置は重量物です。腰を痛める原因になりますので、無理をせず必要に応じて2人での工事をするようにしてください。
物置の梱包の状態について。
ネクスタ(NXN-17S型)の梱包(使用順)
- 部品箱 - [H1-1041]
- 土台梱包 [H1-4013・H1-2016]
- 床パネル - [H1-4223]
- 柱・支柱 - [H1-4025]
- 桁枠 - [H1-4049]
- 妻板 - [H1-2036]
- 側面壁パネル [H1-0451]
- 屋根パネル - [H1-2445]
- 鼻隠し - [H1-4031]
- 棚板 - [H1-0174]
- 扉 - [H1-408○]
イナバ物置 ネクスタ(NXN-17S型)は写真のように部材ごとに梱包が分れています。物置の商品お届け日から組立当日までは、雨濡れや傷が生じる恐れがあるのであまり日にちを開けないようにして下さい。また、梱包資材を設置場所まで搬入する段階で組立に使用する順番に並べておくと工事がしやすくなります。
設置場所を確認します。
[P.3 1..基礎施工]
長いもので2メートルぐらいの部材があります。住宅の外壁や植栽などにあてないように気を道路からの梱包搬入ルートや、開梱後の段ボール・ビニール袋を一時的に置いておく場所も確認しておくとスムーズに取付作業が出来ます。

基礎ブロックを設置します。
[P.3 1..基礎施工]
基礎ブロックを水平に設置します。組み立て説明書にブロック間の間隔と使用個数の表記がありますので、図面を確認しながら寸法通りに設置します。コンクリートブロックの穴に枯葉などがたまるので、正面に穴が向かないように設置します。
ベースを設置します。
[P.4 2.土台枠組]
基礎ブロックにベースとなる土台枠を設置します。4本の土台枠には、左右・前後の勝手があります。枠同士の連結部分は方向を間違えて設置できない構造になっているので、かみ合わせを見ながら設置します。
※レールが付いている部分が手前です。
[使用梱包]
土台前後 - [H1-4013]
土台左右 - [H1-2016]
根太(ねだ)を取り付けます。
[P.4 3.根太取付]
土台の前枠と後枠をつなげる根太を取り付けます。枠部分にも切り込みがあるので取り付け場所を迷わず、間違えずに取り付け出来ます。
[使用梱包]
土台前後 - [H1-4013]
水平を確認します。
土台枠の4本・根太のすべてに水平器(付属品)を乗せて水平を確認します。この段階で水平がとれていない場合は、基礎コンクリートを調整し水平を確認します。扉の立て付けに影響するので必ず確認をお願いします。
床パネルを取り付けます。
[P.4 4.床パネル取付]
物置の床パネルをはめ込みます。NXN-17S型の床パネルは、2枚で大きい床パネル(L)を奥側に小さい床パネル(J)をはめ込みます。床パネルははめ込みだけで、ビスでの固定は必要ありません。
[使用梱包]
床パネル - [H1-4223]
隙間がないことを確認します。
[P.4 4.床パネル取付]
土台枠と床板に隙間が無いかどうか確認します。この段階で隙間があると壁を取り付けた場合に隙間が生じ、雨漏れの恐れがあります。必ず確認をし、必要に応じて土台枠を締め直しをお願いします。

土台枠の四隅に柱を取り付けます。
[P.4 5.柱取付]
柱は2メートルほど長さがありますので、住宅の外壁や植栽などにぶつけないように作業スペースに注意してください。差し込むときに肩などで支えながら作業します。
※柱の受け部分は、間違えて刺さらないような構造になっています。どこの柱か印刷されてあるので迷わずに取り付けが可能です。
[使用梱包]
柱・支柱 - [H1-4025]
桁後枠を取り付けます。
[P.4 6.鴨居・桁後取付]
後ろ柱に桁後枠を取り付けます。桁後は内部からの取付も可能です。
[使用梱包]
桁枠 - [H1-4049]
ベロ受けにひっかけることで、安全に組立が出来ます。
[P.4 6.鴨居・桁後取付]
鴨居や桁後枠は、頭の上の作業になるのでもっとも注意が必要な工程です。重量物を安全に工事できるようイナバ物置には細やかな工夫が施されています。後ろ枠にはベロがあります。ベロ受けにひっかけることで、部材の落下を防ぐことができ一人でも安全に組立が出来ます。
同様に鴨居を取り付けます。
[P.4 6.鴨居・桁後取付]
正面部分には鴨居を取り付けます。後ろ枠と同じように頭上で作業する部品には、同じくベロがあるので作業がしやすく、安全・確実に取り付けが出来ます。
左右に妻板パネルを取り付けます。
[P.5 7.妻板左右取付]
左右の妻板パネルを取り付けます。鴨居の天端でおおよそ200cmほどの高さになります。成人男性であれば、手を伸ばせば届く高さですが、脚立があると楽に作業ができます。
※妻板パネルにもベロがあるので、脚立無くても組立作業は可能です。
[使用梱包]
妻板 - [H1-2036]
固定用のビスを取り付けて、物置の枠が完成です。
[P.5 7.妻板左右取付]
固定用のビスを取り付けると物置の枠が完成します。次の工程では、壁板・扉などを取り付け、いよいよ物置らしくなっていきます。

壁パネルを取り付けます。
[P.5 8.壁パネル取付]
最初に写真のように角の4枚を順番に取り付けます。壁パネルを取り付けることで柱間が直角になり歪みや倒れ防止になります。壁パネル取付の順番誤ると歪みより雨漏れの原因になりますので、組み立て説明書を確認しながら作業をお願いします。
※壁パネルの取り付けには方向性があります。壁パネルの端が鉤(かぎ)状に加工されている方を柱側に設置します。
[使用梱包]
壁パネル - [H1-0451]
壁パネルは内側から取り付けます。
[P.5 8.壁パネル取付]
壁パネルは内側から固定します。後に回れないぐらいの場所でも、境界ギリギリでも設置が出来るように設計されています。
※雨樋や屋根先が境界から出ないように注意してください。
壁パネルの連結部分は、パッキン有りネジ板を使用します。
[P.5 8.壁パネル取付]
パッキン有りは縦方向の連結部分に使用します。パッキンがあることで雨水の浸入を防ぎ、収納用品を守ります。細かな点ですが、こういった心遣いが長持ちするイナバ物置を作り出しています。
※吹き出し画像はパッキンのネジ板とネジです。イナバ物置独自の固定方法を採用し、しっかりとパネル同士を固定します。
[使用梱包]
部品箱 - [H1-1041]
床面や天井部には、パッキン無しネジ板を使用します。
[P.5 8.壁パネル取付]
床面や天井部分にはパッキン無しのネジを使用します。天井部分は外部との露出が少なく、水分の侵入の心配が少ないのでパッキン無しネジ板で固定します。
[使用梱包]
部品箱 - [H1-1041]
棚支柱を取り付けます。
[P.5 8.壁パネル取付]
正面部分に棚支柱Aを取付します。物置内部の棚を設置する際の骨組みになります。
[使用梱包]
柱・支柱 - [H1-4025]
柱カバーを取り付けて、壁部分の完成です。
[P.5 8.壁パネル取付]
標準の開き(左開き)場合は向かって左前柱の後ろにカバーをつけます。写真は標準仕様での組み立てですので左前柱後ろに柱カバーを取り付けています。合計8枚の壁板と棚支柱A、柱カバーを取り付けて壁部分の完成です。
※標準と逆の右開きにする場合は、向かって右前柱の後ろにカバーをつけます。
[使用梱包]
柱・支柱 - [H1-4025]

正面左側から屋根パネルを取り付けます。
[P.5 9.屋根パネル取付]
物置を雨から守る屋根パネルを設置します。NXN-17S型は屋根パネル4枚で構成されています。屋根パネルには前後の勝手がありますので、方向に注意しながら物置の中から作業します。ビス穴が合わないので前後ろ逆に取り付けることはできない構造になっています。
[使用梱包]屋根パネル - [H1-2445]
狭い部分は付属のスパナで手締めを行います。
[P.5 9.屋根パネル取付]
狭いので、電動ドライバーをご使用の方はここだけスパナ(付属品)で手締めを行います。
[使用梱包]
部品箱 - [H1-1041]
屋根パッキンを取り付けます。
[P.5 10.屋根パッキン取付]
ホコリの侵入を防ぐために、屋根パネルと屋根パネルの隙間にパッキンを取り付けます。向かって左側の4か所に取り付け、一番右側は隙間が小さいので不要です。
[使用梱包]
部品箱 - [H1-1041]
鼻隠し前を取り付けます。
[P.6 11.鼻隠し取付]
正面の鼻隠し前を取り付けます。鼻隠し前材にはベロが付いているので片方にひっかけながらパチンと取り付けが可能です。また、鼻隠しを取り付ける部分が物置の高さ+ブロックの高さのため脚立が必要になる場合があります。
[使用梱包]
鼻隠し - [H1-4031]
鼻隠し後を取り付けます。
[P.6 11.鼻隠し取付]
鼻隠し後枠にもひっかける部分と受け穴が付いています。実際の取付け時は高さがあり見えづらいですが、手を伸ばして取り付けた時の感触で引っかかったかどうかがわかります。引っかけた状態であれば反対側の作業がしやすく頭上の作業でも安全に行うことが出来ます。所定の4箇所をビス止めすると、鼻隠し後の取り付けは完了です。
[使用梱包]
鼻隠し - [H1-4031]

棚支柱C、棚支柱BNSを取り付けます。
[P.6 12.支柱柱取付]
庫内に入り棚支柱Cを取り付けます。縦長の空いているスリットの一番上に棚支柱Cを差し込みます。棚支柱の縦方向の柱(BNS)を先ほどの、棚支柱Cに固定します。この時に支柱に上下があるので、端から穴が短い方が上に来るように固定します。端から穴までの距離が長い方が下になります。
[使用梱包]柱・支柱 - [H1-4025]
棚板を取り付けます。
[P.6 13.棚板取付]
固定用の棚フックを事前に取付け、棚板を設置します。設置後でも簡単に高さ調整(100mmピッチ)が出来るのもイナバ物置の特長です。
NXN-17S型の標準棚板1枚は、幅:853mm×奥行450mmです(4枚付)
※棚フックはつめの大きい方を角穴に差し込みます。逆にしてしまった場合は、棚板のグラつきの原因になりますので差し込み直してください。
[使用梱包]
棚板 - [H1-0174]
正面パネル(固定扉)を取り付けます。
[P.6 14.正面パネル取付]
写真は標準開き(左開き)のため、一番右側に正面パネルを取り付けます。正面パネルの下部は外から内へ押し込むように固定します。押し込みが不十分の場合、他扉と干渉し傷の原因になります。裏面をビス板で固定することで押し込みの十分・不十分がわかりますので、忘れずに写真右の箇所をビス板を固定するようにして下さい。
[使用梱包]扉 - [H1-408○]
中扉、前扉を取り付けます。
[P.7 15.扉取付]
次に中扉を取り付けします(写真左)。中央のレール部分に中扉を差し込みます。その時に、中扉の右側を固定扉に重なるように差し込みます(写真の位置で取付るとスムーズです。)
続いて前扉を中扉と同じ要領で差し込みます(写真右)。
※開きを逆にする場合(右開き)は、扉のスライダーと戸車の上下を付け替えてください。
[使用梱包]扉 - [H1-408○]
鍵は扉前の裏に貼り付けてあります。
[P.7 15.扉取付]
ネクスタ物置の鍵は、前扉の裏面に写真のような袋に入っています。
※鍵を紛失した場合は、キー番号を確認の上、お買い求めになった販売店様へお問い合わせください。
戸当たりを調整します。
[P.7 ★戸当たりの調整]
扉を閉めた状態で隙間が生じているかどうかを確認します。囲み部分の隙間が5mm以上ある場合、戸車の調整をしてください。5mm以上の隙間や戸車の調整で直らない場合は、土台の水平を調整する必要があります。
転倒防止工事。
[P.7 16.アンカー取付]
地面が土・アスファルトの場合は、四隅に25cm角の穴を掘り、アンカープレートを取り付け、コンクリートを打ち込みます。地面がコンクリートの場合は、四隅にアンカー固定を行います。基礎ブロック高などに合わせて、100mm〜190mmの範囲で取り付けが可能です。
[使用梱包]
部品箱 - [H1-1041]
保護キャップを取り付け、ビスの緩み・漏れがないかを確認して完成です。
サビ防止と意匠性向上のために、外観部分に露出しているビス部分に保護用の樹脂キャップを取り付けます。物置の庫内を見てビス漏れ・緩みや外観のキャップ取付漏れや歪みなど確認問題が無ければ作業完了、完成です。
※梱包材(段ボール・ビニル袋)は、地方自治体の分別方法従い処分してください。