物置の使用上の注意とお手入れ方法について【物置の積雪荷重・強度】

投稿日：2015年12月1日更新日：2018年10月17日

物置を選ぶとき、サイズだけで選んでいませんか？
実は気候や環境に応じたタイプがあるので、メンテナンス方法とともにご紹介させていただきます！

物置は収納したい物や設置場所に合わせてサイズでお選びいただくことになると思いますが、収納物をより良い状態で保管できるようにいろいろなタイプが用意されています。
特に気温が下がる秋から冬場にかけて威力を発揮するタイプと、そのメンテナンス方法についてご紹介させていただきます！

■多雪タイプ

毎年雪が多く積もる地域の方は、一般タイプより部材が強化されるなど耐荷重が強化されている「多雪タイプ」がおススメです！
雪が湿ったり降り続いて積もったりすると想像以上の重たさになるので、雪が多い地域や急な大雪が心配な方は是非ご検討ください！

エクスショップで取り扱っている以下の物置メーカーでは、雪が多く降る地域向けに多雪タイプをご用意しています。

多雪タイプといえども、雪が積もり始めたら早めに雪下ろしをしていただき、物置への荷重を軽減するだけでなく、物置内の温度が下がり過ぎ無いようにしましょう！
目安としては一般型では60cm、多雪タイプでは積雪が100cmを超え無いように雪下ろししていただくと、よりあんしんです。

雪下ろしは、ほうきやデッキブラシ等を活用いただいても結構です。金属製のスコップなどを利用されるときは、物期本体に傷をつけないようご注意ください。
キズが付くとその部分からさびてくることがあるので、気を付けてください。

さらに、レール付近の雪をそのままにしておくと扉を開閉しにくくなることがあるので、屋根の上だけではなくレール付近を中心に物置の周りも除雪していただくと、快適にご利用いただくことができます。

物置の雪下ろし

除雪にあたっては、お湯や水で雪を溶かさないようにしましょう！
お湯や水、溶けた雪が後で凍ってしまい、扉の開閉が困難になったりすることがあるので、ご注意ください。

設置場所についても、屋根の雪が物置を直撃するような場所は避けてください。
多量の雪が直撃すると、物置が倒れたり破損する可能性があります。

寒くなってくると外気と物期内の気温差で、内側に結露が発生しやすくなります。
そんなときには「結露軽減タイプ」が大活躍！
室内の天井に断熱材のシートを貼るなどして、結露が発生しにくくなっています。

タクボ物置「ミスターストックマンダンディ結露減少型」

その中でも、タクボ物置の以下のシリーズ

の結露軽減型は、出荷時点で天井に断熱材のシートが貼り付けられているので貼りムラも無く、組み立てしやすいのが特徴です！

物置の屋根の断熱材

結露軽減型ではない物置をご利用中のお客様のうち結露でお悩みの方は、屋根などに発泡剤などの断熱材を貼ることで軽減できることがあるのでお試しください。

スキーやスノーボードの板、スノータイヤ、雪下ろし用の道具など、冬場に使う用品を収納する時に活躍する物置ですが、収納物をより良い状態で保存できるように、そして安心して使い続けられるようお住いの地域や気象条件に合うタイプを選び、メンテナンスするようにしましょう！

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