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柱標準タイプと柱奥行移動タイプって?

テラス屋根には柱の取付位置について、2種類用意してあります。

これはどのメーカーも同様の仕様が出ています。

 

テラス屋根を検討されている場合、屋根サイズに対して、

どこに柱を置きたいか、というのも重要視されます。

今回の解説を参考にしてみてくださいね!

柱標準タイプ

柱固定

YKKAP ソラリア

YKKAP ソラリア

 

「柱固定タイプ」ともいいます。

屋根の樋枠に対して、垂直に柱が建つタイプです。

図面の通り、側面からみたときに完全に端部側に柱がついています。

 

柱奥行移動タイプ

柱移動

YKKAP ソラリア

YKKAP ソラリア

こちらのタイプは屋根端部より内側に柱を入れられるタイプです。

主に2階バルコニーへ設置する際に使用されます。

基本的に、柱はバルコニーの壁へ取り付けますが、

2階バルコニーの壁は150〜200mmほどの幅が笠木がある場合があるため、

笠木を含めて覆えるように用意されている仕様です。

また、雨が入り込むのを極力抑えたい、という場合に、

屋根出幅をバルコニーより広く取る場合にも有効です。

YKKAP ソラリアR型 屋根タイプ

YKKAP ソラリアR型 屋根タイプ

 

1階へ使用する場合には、屋根をかけたい範囲の地面に障害物があった場合、

柱固定タイプだと出幅を縮める必要がありますが、

柱奥行タイプであれば、屋根出幅はそのまま、柱だけを避けさせることができます。

ただし、この移動範囲には制限があるため、

柱固定タイプより自由度はありますが、制限に注意して計画が必要です。

 

柱をなくしたテラス屋根!?

設置場所の出幅が狭い場合、柱が建つとどうしても邪魔に感じてしまいますよね。

そんな方には柱なしタイプの持ち出し屋根がオススメです。

LIXIL スピーネR型 ルーフタイプ

LIXIL スピーネR型 ルーフタイプ

ただし、こちらのタイプはサイズに制限があります。

4尺(1,200mm)ほどまでしか対応していません。

また、柱の代わりに強度を出すために壁付け側が特殊な構造になっています。

障害物などにも注意して、設置場所の検討が必要です。

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