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【スピーネ施工方法解説5/8】屋根パネル 設置 LIXILテラスの施工手順

リクシルの新商品テラスのスピーネの屋根材の取り付けです。屋根材はポリカーボネート製でガラスの200倍の強度、かつ紫外線は通さず、耐久性に優れており屋外の屋根材に最適な素材です。作業中に屋根材にキズを付けやすいので注意しながら取り付け作業です。

◆「屋根材の取り付け」〜「屋根材押さえ材」の取り付け方法をご紹介します。
35.屋根パネルの取り付け【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

35.屋根パネルの取り付け【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

前回の作業まで、スピーネテラスの本体骨組みは完成しました。ここからは屋根パネルの取り付け作業になります。屋根材には傷がつかないように養生シートが貼られています。角などは当ててしまうと割れ・欠けの原因になるので注意必要です。

◆養生シートはつけたまま、一部だけを剥離し前枠に差し込みます。屋根材には表裏がありますのでシール面を表面にしてください。
36.養生シートを少し外し、キズをつけないように張り込みます。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

36.養生シートを少し外し、キズをつけないように張り込みます。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

屋根材には表と裏があります。シールが貼ってあるほうが太陽面(表)にし、前枠の屋根材受けのスリットに差し込みます。屋根材がマット調になっている屋根材は透明の屋根材に比べ、キズ・汚れが目立ちにくいのも特徴です。

◆スピーネの前枠のスリットに屋根材を差し込みます。

37.前枠の屋根材受けのスリットの奥に当たるまでパネルと差し込みます。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

37.前枠の屋根材受けのスリットの奥に当たるまでパネルと差し込みます。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

フラット形状のF型とアール形状のR型では若干形は違いますが、差込方法は同じです。奥に当たるまで差し込むようにしてください。差込が足りないと「うねり」や「雨漏れ」の原因になります。

◆スピーネの垂木掛け(外壁側)にも屋根材を差し込みます。

38.垂木賭けにも差し込みます。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

38.垂木掛け側にも差し込みます。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

垂木掛けにも同様のスリットが用意されていますので、奥まで差し込みます。

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◆スピーネの屋根パネルの左右のチリ(隙間)は均一の隙間を作ってください。

39.屋根パネルの左右のチリ(隙間)は均等になるようにしてください。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

39.屋根パネルの左右のチリ(隙間)は均等になるようにしてください。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

左右方向については、垂木掛けにあるゴムパッキンで受け止めます。ポリカーボネートの素材性質上の伸縮がありますので多少の遊びが設けられています。片方に屋根材を寄せてしまうと強風時に抜けの恐れがあるので左右のチリ(隙間)は均一に設置して下さい。

◆端部から屋根材の押さえカバー(垂木カバー)を取り付けます。
40.屋根材押さえたの垂木カバーを取り付けます。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

40.屋根材押さえたの垂木カバーを取り付けます。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

端部から屋根材を押さえる垂木カバーを取り付けます。屋根材は「一枚貼って」→「カバーの取り付け」の順で作業します。手が届かなくなりますので・・・

◆端部垂木カバーの上部(外壁側)は、垂木賭けの下にもぐりこませるように設置します。
41.端部垂木の上部は、垂木掛けにも入り込むようにしてください。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

41.端部垂木の上部は、垂木掛けにも入り込むようにしてください。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

垂木カバーを垂木賭けの上にしてしまうと隙間が出来てしまい底から雨が入り込みます。雨の伝い漏れ防止のため注意が必要です。

◆垂木カバーを端部からビス止めを行っていきます。
42.しっかりと差し込んだ後にビス固定をしていきます。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

42.しっかりと差し込んだ後にビス固定をしていきます。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

端部から作業します。屋根幅が910mmあるので脚立の高さ・位置によっては作業がしにくい場合がありますので、注意しながら固定をしていきます。

◆垂木カバーが付け終わば養生シートを外します。
43.固定後に養生シートをはがします。(キズ防止のためです)【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

43.固定後に養生シートをはがします。(キズ防止のためです)【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

作業中のキズ防止のため残しておいた養生シートを固定後のこのタイミングでシートをはがします。冬季はこのときの静電気がすごいです。

◆残りの屋根材も同様の方法で取り付けしていきます。
44.以降の屋根材も同様に取り付けていきます。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

44.以降の屋根材も同様に取り付けていきます。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

0.5間(910mm)ごとに屋根材1枚を取り付けしていきます。最後の屋根材を取り付けるまで同様の作業を繰り返します。

◆前枠と屋根材の隙間にビート材(パッキン)を取り付けします。
45.前枠ビート材を取り付けます。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

45.前枠ビート材を取り付けます。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

屋根パネルの取り付けが完了すれば裏側からビート材(パッキン)の取り付けを行います。1枚の屋根材当たり前枠側と後ろ枠側2箇所に取り付けします。

◆垂木掛け側にもビート材(ゴムパッキン)を取り付けします。
46.垂木掛けには後付けビート(ゴムパッキン)を取り付けます。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

46.垂木掛けには後付けビート(ゴムパッキン)を取り付けます。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

前枠側のビート材と同様に垂木賭け側にも取り付けをします。ビート材で屋根材が密着され雨風のばたつきや雨伝いの防止になります。

◆ビート材はなかなか手だけで取り付けは難しいので当て木などを使うとスムーズです。
47.後付ビートの取り付けには当て木をするとスムーズです。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

47.後付ビートの取り付けには当て木をするとスムーズです。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

狭い場所の作業になりなかなか力が入りません。当て木などを使うとスムーズに作業が出来ます。誤って屋根材をたたくとスリ傷が付きますので十分ご注意ください。

◆スピーネの屋根材の取り付けは以上で完了です。

48.これで屋根材の取り付けまで完成です。ようやくテラスらしくなってきました。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

48.これで屋根材の取り付けまで完成です。ようやくテラスらしくなってきました。【LIXIL 新テラス屋根 スピーネ】

これでテラス屋根として使用できる状態になりました。のこりは「キャップの取り付け」「雨樋の取り付け」「柱の固定」の3工程を残す限りとなりました。ここからは細かな作業になりいよいよ大詰めです。

【次】【スピーネ施工方法解説6/8】キャップの取り付け

【目次】
最新!LIXILスピーネ取り付け方法解説【もくじ】
【スピーネ施工方法解説1/8】垂木掛けの取り付け
【スピーネ施工方法解説2/8】柱の固定
【スピーネ施工方法解説3/8】柱・前枠の取り付け
【スピーネ施工方法解説4/8】垂木・野縁の取り付け
【スピーネ施工方法解説5/8】屋根パネルの取り付け
【スピーネ施工方法解説6/8】キャップの取り付け
【スピーネ施工方法解説7/8】雨樋の取り付け
【スピーネ施工方法解説8/8】柱の固定

エクステリア施工手順ムービー[LIXIL]
http://www.biz-lixil.com/products/exsimulation/movie/index_001.html

スピーネR型 標準桁 1.5間×5尺 上止め仕様
http://www.biz-lixil.com/tv/play.html?cc=&bctid=891615253002

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